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いなりきおうじんじゃ

稲荷鬼王神社のお参りの記録(4回目)
東京都東新宿駅

投稿日:2025年09月23日(火) 12時28分12秒
参拝:2014年5月吉日
神宮球場での野球観戦を終え、試合の展開を振り返りながら歩いて新宿方面へ向かいました。球場からの帰り道は、勝敗の余韻や選手たちのプレーの印象をああだこうだと思いをめぐらすのにはちょうどよい時間です。そのまま歌舞伎町へと足を延ばし、遅めの昼食をとった後に、新宿バッティングセンターでさらにバットを振り込みました。観戦の後に自分自身で体を動かすと、プレーの臨場感がより鮮やかに蘇ってくるようで、こうした流れはもはや一つの習慣となりつつあります。

そして汗を流したあとは、心を落ち着けるように稲荷鬼王神社へ参拝。繁華街のただ中にありながらも、鳥居をくぐると外界とは異なる静けさが漂うのは、この神社ならではの魅力です。境内に足を踏み入れてまず印象的だったのは、本殿を正面に見た際、左手に立つ社務所の存在でした。よく目を凝らしてみると四階まであり、境内の広さから考えるとかなり立派な規模です。鉄筋コンクリート造りの堅牢な建物であり、伝統的な社殿の佇まいと現代的な構造物とが共存している点に、この神社の個性を感じました。

境内は広大というわけではありませんが、その限られた空間を有効に活かす工夫が随所に施されています。参拝者を飽きさせないよう、視線を導くように足を止めさせる案内板などが目に留まります。特に印象的だったのは、恵比須神や十二支に由来する信仰についての説明でした。初めて訪れる人にも理解しやすい言葉で解説されており、信仰の意味を身近に感じ取れるよう配慮されています。その丁寧さからは、この神社が地域の人々や参拝者に対して親しみを持って接し、伝える努力を惜しまない姿勢がうかがえました。

こうした取り組みが可能である背景には、社務所の存在感に象徴されるように、一定の財力や体力があるのではないかと考えさせられます。境内に漂う雰囲気や設備の整い方には、単なる歴史や信仰だけでなく、現代的な運営力も重なり合っているように感じられました。歌舞伎町という土地柄にあって、時代に即した形で参拝者を迎える工夫を続けていること自体、この神社の魅力の一つなのかもしれません。
稲荷鬼王神社(東京都)

すてき

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