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いなりきおうじんじゃ

稲荷鬼王神社のお参りの記録(3回目)
東京都東新宿駅

投稿日:2025年09月23日(火) 12時02分47秒
参拝:2012年10月吉日
神宮球場での野球観戦を終えた後、繁華街・歌舞伎町へと足を運び、その中にある新宿バッティングセンターで思い切りバットを振り込んできました。試合観戦の余韻を胸に、繰り返しスイングを重ねる時間は、日常の中で気分をリフレッシュさせてくれる大切なひとときです。そしてその後、体を動かしたあとのクールダウンを兼ねて向かった先が、稲荷鬼王神社でした。

ちょうど「えびすまつり」の開催日であり、境内には的屋が軒を連ねていました。夜の歌舞伎町の喧噪とは異なる、神社ならではのにぎわいが広がり、目にするだけでも祭りの空気を存分に味わうことができます。とはいえ、屋台の品々は私の金銭感覚からすると、やはり若干割高に思えてしまいます。場代が含まれていることを考えれば当然なのですが、つい冷静に値段を計算してしまう性分のため、普段からあまり何かを購入することはありません。お腹が空いているときには焼きそばを買って口にすることもありますが、この日は特に空腹でもなかったため、結局食べ物を買うことはありませんでした。

ただ、屋台の並ぶ光景を目にすると、子どもの頃の思い出が自然とよみがえってきます。たとえば金魚すくいに挑戦して、持ち帰った金魚を自宅の水槽でしばらく飼っていた記憶です。数ヶ月ほど一緒に暮らし、寿命で旅立ってしまったことも含めて、懐かしい時間の一部として胸に残っています。そうした思い出が屋台の明かりの下でふとよみがえり、ただ境内を歩いているだけでも心がどこか温かくなるような気がしました。

にぎやかな祭りの雰囲気と、自分の過去の記憶とが重なり合う中でのお参りは、普段の参拝とはまた異なる趣を持っていました。稲荷鬼王神社は歌舞伎町という特異な立地にありながら、こうして祭りの日には子どもの頃の原風景を思い出させる、不思議な時間を与えてくれる場所でもあるのだと実感しました。
稲荷鬼王神社(東京都)

すてき

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