稲荷鬼王神社のお参りの記録(1回目)
東京都東新宿駅

　稲荷鬼王神社は新宿区歌舞伎町にある稲荷神社です。祭神は倉稲魂命。天保2年(1831年)大久保村の氏神であった稲荷神と熊野から勧請されていた鬼王権現を合祀し稲荷鬼王神社となったそうです。熊野の鬼王権現は現存していないため、「鬼王」の名を持つ日本唯一の神社となっています。また、大祭で担がれる宮御輿は鬼面が彫られた珍しいものだそうです。鬼の福授けの社として信仰を集め「撫で守り」の授与で有名で、皮膚病・その他病気平癒に御利益があると言われています。竈三柱大神境内の恵比寿神社(三島神社)は新宿山ノ手七福神の恵比寿神となっています。
　周りはホテル街、近くには怪しげな飲食店や高級ホストクラブやらで、何だか危険な店が軒並み。30年前と比べたらいろんな意味で、全てがバージョンアップしてました。夜の繁華街の治安を護っているかのように拝殿前には狛犬が、鳥居には狼が睨みをきかせているようでした。