浄土宗明了山
正受院のお参りの記録一覧
繁華街の中に鎮座する正受院さん。御本尊様は阿弥陀如来です。境内にあるお堂に祀られているのは、奪衣婆像のみ。閻魔大王像はありません。ご住職からお話を伺ったところ、戦禍に遭うまでは、閻魔様もいらっしゃった歴史があるとか。優しいご住職にいろいろなお話を聞いて、興味深くお参りしました。
新宿区の正受院にお参りに伺いました。
新宿三丁目駅から徒歩5分。靖国通り沿いにあります。
こちらのお寺の御本尊は阿弥陀如来様ですが、珍しいことに奪衣婆像が単体で安置されています。
閻魔様のお隣に奪衣婆がいらっしゃる所は多くありますが、奪衣婆尊としてお堂を構えていらっしゃるのは初めて見ました。
奪衣婆といえば、三途の川で亡者の服を剥ぎ取り、その服を枝に掛けて罪の重さを量るという罪人には怖い存在ですが、こちらの奪衣婆は咳止めや子どもの虫封じに霊験ありとされ、お礼参りには綿を奉納する習慣があったことから、頭に綿をかぶっております。
「子育て老婆尊」とも言われているそうです。
ご住職不在だったため、書き置きを頂きました。
ご対応下さったのは奥様ですが、奪衣婆のことを色々教えて下り、閻魔様参りをしている旨を伝えた所、道中これでも舐めて頑張って下さいと塩飴を一袋下さいました。
奪衣婆の御朱印
御本尊の御朱印
境内の様子
奪衣婆尊のお堂
奪衣婆尊の由緒書き
「成覚寺」のお隣、浄土宗寺院。ご本尊は阿弥陀如来です。
約430年続く古刹で、「奪衣婆尊」を祀る寺院です。
どうして「奪衣婆」と「子育て」って何の関係があるのか?と思っていましたが、
お話を聞いて、思わず「!!」でした。
まだまだ知らない事がたくさんありと感じた一時でした。
靖国通り沿いにあり、「成覚寺」のお隣です。
入ってすぐ右側が「奪衣婆尊」が安置されているお堂です。
「奪衣婆」といえば、三途の川のほとりに佇んで着ているものを追い剥ぎをする。
地獄への入口の冥界の支配者のイメージがあるのですが・・・・。
庫裏でその辺の話を聞いてみると、元々は日本のオリジナルの女神で、子育ての神だったそうです。
近くの太宗寺にも大きな「奪衣婆」が安置されており、東京には個性的な「奪衣婆」がいらっしゃるとの事らしい。
また、咳止めの霊験があるということで「流行神」として信仰があったそうです。
いわゆる「日本の霊験界のファーストレディー」という事でしょうか?
よ〜くみて見ると優しいそうにも見えますが・・・。
「針塚」です。
毎年2月8日に針供養が行われます。
「平和の鐘」
戦後一時アメリカに持ち去られましたが、昭和37年に奇跡的の返還されたそうです。
本堂です。
庫裏にて御朱印をいただきました。
待っている間の一コマ。
お地蔵様にトラ・・・阪神タイガース。
ご本尊の御朱印です。
「奪衣婆尊」の御朱印です。
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