さいしょうじ|臨済宗妙心寺派|蔭涼山
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楽しみ方済松寺のお参りの記録一覧

ひでどらごん
2025年02月01日(土) 19時43分05秒
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済松寺(さいしょうじ)は、東京都新宿区榎町にある臨済宗妙心寺派の寺院です。山号は「蔭凉山(いんりょうざん)」で、三代将軍・徳川家光に仕えた祖心尼(そしんに)の寺として知られています。
● 済松寺の創建
済松寺は、1646年(正保3年)、祖心尼が牛込の地を拝領し創建しました。しかし、尼寺の永続性を危惧した家光は、京都妙心寺から水南和尚(心印正伝禅師)を迎えて開山させました。家光は、臨済宗の宗祖・臨済禅師の「済」と徳川家の祖・松平の「松」をとり、「済松寺」と名付けました。
● 家光公との深い関わり
家光は、牛込の地に自ら足を運び、馬上から鞭で領地の範囲を示したと伝えられています。晩年には「遺骸は日光に葬られても、心は済松寺にある」と語るほど、この寺を篤く信仰しました。
● 幾度もの苦難と復興
済松寺は、宝暦年間の大火、明治維新の廃仏毀釈、そして1945年(昭和20年)の東京大空襲で幾度も焼失しました。しかし、その都度再建され、現在も法灯は絶えることなく受け継がれています。
● 済松寺の見どころ
境内には、祖心尼の墓をはじめ、家光の側室・お里佐の方や四代将軍・家綱の側室・お振りの方などの墓があります。また、かつて名園とされた庭園「普光園」を記念する石碑や、豊かな湧水をたたえた「鳳凰池」も見どころの一つです。現在は井戸水を利用し、池の景観を守っています。

閉門のため外側からの参拝


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