臨済宗円覚寺派
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楽しみ方月桂寺のお参りの記録一覧

ひでどらごん
2025年05月05日(月) 13時49分08秒
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臨済宗円覚寺派に属する月桂寺は、東京都新宿区河田町にある寺院で、山号は正覚山といいます。
● 創建と寺号の由来
寛永9年(1632)、関叔碩三座原が市ヶ谷に庵を開いたのが始まりです。江戸城の堀普請に伴い、寛永11年(1634)に現在地へ移転し、当初は遠渓山平安寺と称しました。後に、月桂院殿龍室宗珠大禅定尼(足利頼純の娘)の帰依を受け、寛文5年(1665)に寺号を正覚山月桂寺と改めました。
● 開山と開基
正式な開山は雪山碩林和尚、開基は月桂院とされます。月桂院は豊臣秀吉や徳川家康にも仕えた人物で、明暦元年(1655)に月桂寺で葬儀が営まれました。
● 御朱印地と格式
月桂寺は江戸幕府から百石の朱印地を受け、関東十刹の一つにも数えられました。境内地は旧記録によると5043坪とされ、当時の格式の高さがうかがえます。
● 柳沢家との関わり
徳川綱吉の側用人・柳沢吉保の帰依も受け、嫡男の柳沢吉里や側室の正親町町子の墓が寺内にあります。吉保自身の墓所は山梨県の恵林寺に移されたと伝わります。
● 文化財と信仰
月桂院奉納の「安産宝珠」が伝わり、安産祈願の寺としても知られています。また、境内には「切支丹灯籠」と呼ばれる織部灯籠があり、新宿区の有形文化財に指定されています。


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