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神楽坂若宮八幡神社のお参りの記録(5回目)
東京都飯田橋駅

投稿日:2026年01月12日(月) 10時45分07秒
参拝:2026年1月吉日
本日は遠州流の点初めへ。

いつも家元宗家に伺う際は、早めについてお参りします。

以下は今年の感想です。

【遠州流の点初めへ〜茶道は日本文化の総合芸術〜】
遠州流の点初め(たてぞめ)に、いつもお世話になっている円覚寺の横田南嶺老師と、昨年に続いて参加させていただきました。

遠州流とは、小堀遠州公を祖とする武家茶道です。

小堀遠州公は、千利休、古田織部に続く茶人でありながら、
名古屋城、二条城、駿府城などのお城や、桂離宮、江戸城の二の丸庭園なども手がけた方です。

その遠州流14代の小堀宗以さんとは、ここ数年、一緒にお寺に通うなど、お世話になっています。

点初めでは、まずはお菓子をいただき、濃茶席があり、点心をいただき、最後に薄茶席がありました。

はじめの濃茶席が、とにかく緊張します。

お正客の横田老師の隣で、次客をつとめさせていただきました。本来であれば、末席に座るような身分でありながら、有難いばかりです。

令和8年歌会始のお題である「明」が随所に感じられる時間でした。

お伝えしたいことはたくさん思い浮かぶのですが、
点初めの具体的な内容は書けないので、茶道についてあらためて感じたことを書きます。

【茶道は日本文化の総合芸術】と、よく言われます。

5年ほど前、仏像を彫る仏師さんに、日本文化のことをもっと探求したいと相談したところ、茶道をオススメされて始めました。

大河ドラマ「利家とまつ」を見て歴史オタクになり、そこから日本文化に関心を持つようになった私は、お茶を通じて、400年前の人と同じ体験ができるのか、と感動しました。

ちょうど一年前あたりから、150年間の近代化の過程で産業化し、それぞれが独立してバラバラになる方向にある、神社仏閣(場所)、職人(もの)、茶道華道和食など(つかう)をどう再統合していけるか、そして、日本文化の日常と非日常をどう繋ぎ直せるか、ということを考えたり、体験したり、色んな方にお話を伺ってきました。

三者が協力し、さらに人々の日常にも繋がっていきそうな、仕組みはいくつか思いつきながらも、なんだか漠然と違う気がしていました。

最近、仕組みから考えること、要素を分解して、組み合わせて、枠組みをつくり、そこに自然や人間の営みを当てはめていくという考え方自体が、いかにも近代らしく、間違っていたのではないかという仮説に気付きました。

抽象度高く言語化すると、まずは場所や土地があり、その場所に耳を澄ませることで、人間の振る舞いが変わり、心が伝わり、なにかが立ち上がってくる。

もう少し具体的には、神社やお寺(あるいはお城や庭園や自然)という場所がまずあり、そこでゆっくりと歩いたり、感じたことを共有したりしていくうちに、その場所に合わせて人々の考え方や生き方が変化し、心が伝わり、何か新しいけど懐かしいようなものが生まれてくる。

その生まれてきたものを支えるために、テクノロジーがあり、仕組みがあり、事実を残して伝えるためにメディアがあり、循環させていくためにお金がある、と。

得てして、テクノロジーや仕組み、メディアやお金のことから考えてしまうけど、日本文化を主題においたとき、順番が逆なのなもしれない、というのが最近考えていることです。

そして、茶道には、場所、人々、テクノロジーやメディア、そしてお金まで、すべてを結び直す400年の知恵が受け継がれています。

そんなことを感じた点初めの時間と余韻でした。
本当に貴重な機会をありがとうございました。

もっともっとお稽古頑張ります。
そして、日常も稽古になるようにしていきたいです。

#遠州流
#点初め
#茶道
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すてき

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