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日蓮宗

宗柏寺のお参りの記録一覧
東京都 神楽坂駅

ひでどらごん
ひでどらごん
2025年02月01日(土)
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宗柏寺(そうはくじ)は、新宿区榎町にある日蓮宗の寺院で、山号を一樹山といいます。旧本山は京都頂妙寺で、親師法縁の寺院です。開山は大僧都・興正院日意(こうしょういん にちい)で、寛永8年(1631)に創建されました。本尊の釈迦如来像は、伝教大師最澄が比叡山で彫刻したとされ、織田信長による焼き討ちを逃れて伝わった貴重な仏像です。

● 宗柏寺の創建と由来
宗柏寺の起源は、尾形宗柏(おがたそうはく)が寛永7年(1630)に現在地に草庵を結んだことに始まります。翌年、その子である日意上人が父母の菩提を弔うために堂宇を建立し、父の名をとって宗柏寺としました。山号の「一樹山」は、母・一樹院法興日順(本阿弥光悦の姉)の法号にちなんでいます。

● 釈迦如来像の由来
宗柏寺に安置される釈迦如来像は、延暦年間(8世紀末)に伝教大師最澄が比叡山で彫ったものとされます。元亀2年(1571)、織田信長による比叡山焼き討ちの際に、一人の学僧がこの像を守り抜き、尾形家に託されました。後水尾天皇がこの尊像を拝し、「釈迦牟尼仏」の号を賜ったと伝えられています。

● 江戸時代の宗柏寺
宗柏寺は、江戸時代を通じて庶民の信仰を集める寺院として栄えました。元文5年(1740)、一橋家の祈願所となり、寺運が大いに隆盛しました。また、江戸中期には釈迦如来像の霊験が広まり、多くの参詣者が訪れ、「お百度参り」をする信者が絶えなかったといいます。

● 火災と再建
天保13年(1842)、第16世・日永上人のもとで諸堂の改修が行われましたが、嘉永4年(1851)の火災で主要な建物が焼失しました。しかし、本尊の釈迦如来像は無事であり、その後も信仰の対象として崇められ続けています。

● 現代の宗柏寺
現在も宗柏寺は地域の信仰を集める寺院として存続しています。境内には本堂のほか、釈迦堂や鬼子母神堂があり、特に釈迦如来像は伝教大師作と伝えられる霊像として崇敬されています。江戸時代から続く「お百度参り」の風習も今なお受け継がれ、多くの人が願掛けに訪れています。

宗柏寺(東京都)
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