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祥山寺のお参りの記録(1回目)
東京都四谷三丁目駅

投稿日:2025年02月11日(火) 09時56分41秒
参拝:2025年2月吉日
祥山寺(しょうざんじ)は、東京都新宿区若葉にある臨済宗系の単立寺院で、山号は瑞渓山。1595年(文禄4年)に璧英宗趙によって開山され、伊賀衆の菩提寺として知られ、「忍者の寺」とも呼ばれる。

● 祥山寺の歴史
創建当初、祥山寺は現在の千代田区麹町にあったが、1634年(寛永11年)に現在地へ移転した。江戸時代、この地域は幕府に仕えた伊賀衆の住む場所であり、彼らの菩提寺として発展。伊賀衆は、江戸幕府の警護や隠密活動を担っていた。

● 祥山寺の格式
かつて祥山寺は、臨済宗大徳寺派の総本山である大徳寺直属の寺院として格式が高かった。皇室の御紋章も許されるなど、その地位の高さが伺える。

● 墓地と著名人
祥山寺の墓地には、伊賀衆の関係者のほか、儒学者の高島文鳳、尺八琴古流家元の初代黒沢琴古の墓があった(黒沢琴古の墓は多磨霊園に改葬)。

● 三銭学校と社会貢献
明治時代、祥山寺は貧困児童の教育にも力を入れた。住職・小島栄年は「三銭学校」を境内に設立し、寄付金を募って運営。明治34年頃まで教育を続け、のちに東京市が運営する学校へと引き継がれた。
祥山寺(東京都)
祥山寺(東京都)
祥山寺(東京都)
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