天白稲荷神社のお参りの記録(1回目)
東京都四谷三丁目駅

天白稲荷神社は、須賀神社の境内にある神社で、もともとは稲荷神社として祀られていました。須賀神社が須佐之男命を後から祀るようになったのに対し、この天白稲荷神社は独立した稲荷信仰を受け継いでいます。空襲の際にほとんどの境内社が焼失した中で、天白稲荷神社だけは無事だったという逸話があります。

● 狛犬と独特な顔
天白稲荷神社には、稲荷神社では珍しい狛犬が存在します。この狛犬の顔は独特で、他の狛犬とは一味違った表情をしています。

● 天白信仰と稲荷信仰の融合
天白稲荷神社では、天白信仰と稲荷信仰が融合しています。『駿河志料』（1861年）には、「高平按に、天一神（天一星）、太白神（太白星）を祭れる」と記されています。これにより、天白信仰の神々と稲荷神社の神々が一緒に祀られ、ユニークな神社の形態が完成しています。