鳩森八幡神社のお参りの記録(7回目)
東京都北参道駅

神宮球場での野球観戦を終え、その足で鳩森八幡神社へ参拝いたしました。試合の余韻に浸りつつ足取りも軽やかでしたが、国立競技場付近に差しかかると予想以上の人混みに遭遇しました。どうやら人気グループ「Snow Man」のコンサートが開催されていたようで、会場周辺は熱気に包まれ、開演を待ちわびるファンであふれていたのです。まるで祭りのような人の波をかき分け、ようやく鳩森八幡神社へたどり着きました。

境内は喧騒から少し離れた場所にあるだけに、落ち着いた空気が漂っていました。社殿に一礼し、心静かに手を合わせると、野球観戦の熱気や周囲の賑わいとの対比もあり、気持ちが次第に整っていくのを感じました。神社周辺の商店街には「Snow Man」を歓迎するバナーが掲げられ、地域全体がイベントを盛り上げようとしている様子もうかがえました。普段とは異なるにぎやかさが、この日の参拝をより印象的なものにしてくれたように思います。

参拝後、隣接する鳩森児童遊園に立ち寄り、手を洗おうとしたところ、推し活用のうちわやグッズを手にした多くのファンの方々が列を作っていました。最初は何をしているのか理解できませんでしたが、よく見ると皆さんも同じように手を洗うために並んでいたのです。そういえば途中にあった都立明治公園の手洗い場でも長蛇の列を目にしました。ファンの熱気と行動力に驚かされると同時に、その場で正論を述べるのは無粋だと感じ、静かに事情を察してその場を後にしました。

マラソン大会でも男女兼用の手洗い場はよく目にします。この日の状況を見て、「男用は空いているのに…」と感じたものの、改善の余地はあるでしょう。自身の大会参加経験から言えば、会場に近づくほど手洗いは混雑して時間を取られます。不要な水分は、早めに排出しておくことが肝要です。