曹洞宗
天寧寺のお参りの記録一覧
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青梅市、東青梅駅近辺の寺院巡りです。
天寧寺は東青梅駅から徒歩で15~20分程のところにあります。
境内入口に広い駐車場もあります。
最盛期は末寺三十七ケ寺を統括した大寺院です。
天寧寺は、平将門が創建した真言宗高峯寺があったといわれる場所に、青梅近隣を支配した豪族、勝沼城主三田氏宗が開基となり、文亀年間(1501~1503)一華文英和尚を開山に招いて創建した伝わります。
惣門から杉並木の長い参道が山門まで通じています。開山の一華文英和尚は朝廷から神嶽通龍禅師の称号を授けられた高僧で、弟子も多く、近隣の数多くの禅宗寺院の開創にも関わっています。
山門は楼門形式の二天門です。造立は宝暦九年(1759)門の二階には鎌倉時代の作といわれ、武藏御嶽神社の世尊寺にお祀りされていた釈迦如来像、十六羅漢像が安置されています。
門の左側は多聞天像。
右側は増長天像です。
山門をくぐると、さらに嘉永六年(1853)造立の中雀門があります。
元禄十六年(1703)火災に遭い、本堂は宝永4年(1707)の再建です。ご本尊は釈迦如来像です。
本堂を中心に法堂(はっとう)、東司(とうす:べんじょ)、浴室、庫裏、僧堂などの諸堂が廻廊でつながる七堂伽藍がそろう境内です。
僧侶が講義を受ける法堂といわれる建物です。
本堂の右手は、僧侶の生活の場となる庫裏(くり)です。天寧寺は、霊場の札所などにはなっていないようですが、御朱印はこちらでいただけるようです。
典型的な曹洞宗に伝わる七堂伽藍が整う境内が残される寺院は数少ないことから、東京都の史跡に指定されています。
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