能満寺のお参りの記録一覧

東京都 武蔵増戸駅

　足利尊氏の次男で鎌倉公方として関東の支配を任された足利基氏の母といわれ、同じ山田地区の瑞雲寺の開基でもある瑞雲尼が、應永五年（１３９８）に、心源希徹禅師を開山住職に迎え、創建したと伝わります。心源希徹禅師は五日市の廣徳寺を開山するために鎌倉の建長寺から招かれた高僧とのことです。

　江戸時代と明治時代に火災に遭い、現在の本堂は明治二十八年（１８５３）に建立されたとのことです。虚空藏菩薩がご本尊としてお祀りされています。

　街道沿いのお寺で、駐車場も大通りに面していますが、お寺からみると裏手に位置しています。山門は地区の集会所や保育園を大回りする必要があり、車だと境内の裏手にあたる駐車場から入る方が便利です。

　広い境内ですが、とてもきれいに整備されています。