御朱印・神社お寺の検索サイト
楽しみ方東光院のお参りの記録(1回目)
投稿日:2025年03月28日(金) 18時15分30秒
日の出町平井地区谷ノ入集落にあり、町内では比較的規模の大きなお寺です。裏山には神仏習合のころからの名残である妙見宮があります。

承平元年(931)桓武平氏の初代、高望王の五男で鎮守府将軍に任命された平良文が妙見菩薩の加護で、戦に勝利したことから、この地にもともと祀られていた妙見宮のために、館を寺に改めたことが始まりと伝わります。

はじめは天台宗のお寺でしたが、室町時代に荒廃していたところを、慶長十年(1605)傳室吞的大和尚が近隣の曹洞宗寶光寺の末寺として再建しました。

本堂は明治十五年(1882)の大火で全焼し、百年以上仮本堂でしたが、平成二年に再建されました。御本尊の藥師如來像は、足利尊氏がこちらの妙見菩薩に祈願した後、鎌倉幕府軍との戦いに勝利したことから、念持佛を納めたものと伝わります。

梵鐘は元禄十七年(1704)に鋳造されたもので、町の文化財に指定されています。鐘楼は明治の火災の後、昭和五十年に再建されました。

本堂の裏手に妙見宮への入口があります。一千二百年以上前の白鳳時代に、百済からの渡来人が朝廷から関東開発の命を受け、この地に移り住んだ一族が、守護神の妙見菩薩を祀ったのが始まりといわれています。

5分ほど山道を登ると妙見宮にたどり着きます。

大陸風のお堂は妙見宮七星殿が正式名称だそうです。5月3日のお祭りでは、伝統的な韓国舞踊が奉納されます。

日差しが明るければ、堂内の様子も小窓から眺められます。

妙見宮の前からは、町内が一望できます。

観覧車は東京サマーランド、その奥に大山阿夫利神社と不動尊で名高い、相模の大山が見えます。奥多摩の山だけではなく、丹沢の山々も間近に眺められます。
すてき
投稿者のプロフィール

笑坊主394投稿
全ての寺社に憩いあり。どんなにちいさなお寺や神社、お堂や祠にも、建てた人の願いや手を合わせた人々の思いが詰まっている。そんな空間に身を置くだけで、心癒されるようになりました。 最近は、地元...もっと読む
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば住職さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。









