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いなりじんじゃ

稲荷神社の御由緒・歴史
東京都 三河島駅

ご祭神《主》倉稲魂命,須佐之男命,《配》大国主命,天照皇大神
ご由緒

(荒川区教育委員会の掲示板「宮地稲荷」より)
 三河島稲荷ともいう。宮地の名は当社よりおこったものであろうといわれる。天正7年(一五七九)の創建と伝えるが、今は失われた棟札に「弘治三年丁巳八月武蔵国豊島郡三河島総鎮守」とあったという。
 祭神は倉稲魂命。猿田彦大神、天神社、神明宮、疱瘡神などを合祀している。とくに脚気に効き目があるとして参詣する人が多く、祈願成就の時には草鞋を奉納したという。末社天神社の神木の大欅は樹齢六百五十年といわれたが、現在は切株のみが残る。社殿の右側には新吉原から奉納された安永八年(一七七九)二月初午銘の手水鉢がある。

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