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むさしのはちまんぐう

武蔵野八幡宮のお参りの記録(2回目)
東京都吉祥寺駅

投稿日:2025年08月13日(水) 02時11分13秒
参拝:2025年8月吉日
小雨がしとしとと降る中、境内へと足を踏み入れる。空は一面の曇り空。晴天の日ならば、そろそろ西の空が茜色に染まり、日が沈み始める時刻である。そんな光景を思い浮かべながら、本殿へとしばし視線を向ける。堂々たる構えで立つ社殿は、八幡神社らしい力強さと優美さを兼ね備えた造りだ。八幡神社といえば、やはり八幡造と呼ばれる社殿建築様式なのだろうと想像する。しかし、権現造的要素も多分に含んでいるように思える。

幣殿には、白衣を身にまとった神職の姿が見える。ちょうど日没が近づく時間帯で、夜間の拝殿参拝に向けた準備を進めているようだ。淡々としながらも、どこか厳かな空気が漂う。

境内の一角には、境内社の名前が記された提灯が並んでいる。「疱瘡神社」「須賀神社」「稲荷神社」「厳島神社」、そして「大鳥神社」「出雲神社」「三島神社」。これらは一つの社殿に合祀されているようだ。なぜこれほど多くの神社がまとめられているのか、しばし考える。おそらく参拝者が一度に多くの神様へお参りできるよう、利便性を考えた配置なのだろう。時代の移り変わりとともに、境内社のあり方も変化してきたことを感じさせる。

ふと、境内の掲示にあった「吉祥寺うど」の説明書きが目に留まる。吉祥寺といえば商店街や公園のイメージが強かったが、意外にも“うどの山地”として知られていることを初めて知った。うどといえば「うどの大木」という日本語の慣用句で耳にするくらいで、正直これまで食材として強く意識したことはなかった。しかし説明によれば、太陽光を遮断して栽培することで、白く美しい本体と豊かな香りを生み出すことに成功したという。
武蔵野八幡宮(東京都)
八幡造の社殿
武蔵野八幡宮(東京都)
武蔵野八幡宮(東京都)
武蔵野八幡宮(東京都)
武蔵野八幡宮(東京都)

すてき

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