圓成院（廃寺）のお参りの記録(1回目)
東京都谷保駅

国立市の谷保に、谷保天神と一緒だった瀧の院のお寺さんに、
もう一つ、廃寺あった。
藤井山圓成院という、黄檗宗の隠元禅師ゆかりのお寺さん。
由緒有りそうなお寺さんなのに、明治政府の“廃仏毀釈”政策で
国民を一つにしようと、仏教寺院を廃仏に追いやった！
政策というか、政府による、“宗教改革”が重い。

江戸時代、国民は、オギャーと生まれたらお寺に登録。
亡くなるとお寺さんの“お墓”で永遠の眠りにつく。
仏教の方法で心の安定を保ってきた江戸時代。
３００年間根付いたシステムに日本国民混乱したと想える。

キリスト教禁止され、国民領民、皆仏教徒になり、
次は明治政府が、“国民皆神道”になれっていっても、
人間の心は、そう簡単に、宗旨替え出来ない。
よっぽど人間性のある宮司さんやカリスマ性あるトップに
言われないと替えない。

谷保の二つの廃寺は“るろうに剣心”の世界だよね。