若松稲荷神社のお参りの記録(1回目)
東京都調布駅

稲荷神社は、東京都調布市小島町に鎮座。京王線調布駅より徒歩5分ほどの距離にあり、甲州街道に面した場所に位置しています。昼間であれば人通りもあり、車の往来も多い幹線道路沿いですが、日が沈むと周囲は一変します。木々に覆われているために街灯の明かりが差し込まず、境内の奥までまったく光が届きません。社殿の輪郭がうっすらと浮かび上がる程度。スマホの灯りが唯一の頼り。まさに“闇に包まれたお稲荷さま”といった趣です。

神社そのものは小規模ながらも、昼間に訪れれば地域に根づいた鎮守としての穏やかな雰囲気を感じることができます。しかしながら、夜間の参拝はあまりお勧めできません。参道には灯籠の明かりもないため、足元も暗く、段差に気づきにくい箇所もあるため、安全のためにも日中の参拝を推奨いたします。

昼と夜とでまったく異なる顔を見せるこの稲荷神社。日中の清々しさと、夜の静寂が醸す神秘さ。その対比こそが、古くから信仰を集めてきた神社ならではの魅力とも言えるでしょう。