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ごろくぼいなりじんじゃ

五郎久保稲荷神社の御由緒・歴史
東京都 東長崎駅

ご由緒

(豊島区教育委員会の掲示板より)
 当神社の創建年代は詳らかではありませんが、全国でも数少ない北向の稲荷神社で、「北向稲荷」とも呼ばれていました。
 稲荷神社は古来より五穀豊穣・福の神として、信仰されていますが、当神社は、特に火災災害などの厄除けの神社として御利益があると伝えられています。境内の手水鉢に天保六年(一八三五)二月の銘がありますが、当時この地域は武蔵国豊島郡長崎村字五郎久保といわれていました。当神社の名称もこの地名によるものです。
 なお、旧字五郎久保は、明治時代に入り五郎窪と改称され、その後町制等の変更により、「南長崎三丁目南部・同四丁目・同五丁目」となっていますが、長崎村の時代より氏神として地元氏子により厚く守られ、現在に至っています。

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