玉泉寺のお参りの記録(1回目)
東京都京王堀之内駅

ホームページから問い合わせして、参拝予約をして、
住職さんがいらっしゃる時間帯に行くようにさせて戴いた。

住職さんサポートされていらっしゃるのは、若い副住職さんで、
女将さんの息子さんでした。
一度、副住職さんが大学生の時、住職さんが倒れられて
言葉も出なくなったとのこと。
急遽、大学休学されて、お坊さん資格取りに行かれた。
以後副住職となり、お父様の住職さまサポート（(´；ω；｀)）された。
その後？奇跡的にも住職さま復帰された。
副住職さんも大学復学された。卒業されて、現在副住職さんが
殆ど、お寺のお仕事やられていらっしゃるご様子。

女将さんに、“５時の朝護摩”一度参拝されると良いと云われたけど
副住職さんは、そんな無理される事ないよと云われた。
毎日、住職さまと副住職さまが、朝から護摩焚いていらっしゃる。
たぶん、その護摩は御利益いっぱいだろうと想われた。

日野市や橋本、八王子市辺りなら、参加出来ると想われるので
是非行かれた方が良いと想われる。

それと、庫裏というか自宅の玄関にワンちゃんがいらっしゃる。
十年？くらい居座っていらっしゃるとのこと。人間で言うと８５歳くらい。
迷い込んできて、警察に届けたが、飼い主さん見つからない。
鎖も取ってあるとのこと。女将さんになついていて、情もうつったから
可愛がっていらっしゃる。
女将さんは、このお寺さんが実家だそう。
だけど、御住職さまはおむこさんではないそう。女将さん嫁に行ったそう。
しっかり昔話されて下さった。都営地下鉄が来る前は“陸の孤島”だそうな。
平山城址公園駅が、一番近い駅だった。いまは京王堀之内駅。
このお寺は古く足利幕府からある（山城）。隣の神社の別当寺。
神社無人だけど行ったほうが良いと云われ参拝した。
徳川から御朱印をいただき、小さいけれど、一国一城のお寺だった。
それで檀家を大切にされていらっしゃる。
高幡不動尊金剛寺の方から、昭和時代に八十八ヶ所の昭和新撰の打診あったが、
お断りされたとのこと。
今の御住職さまがお断りされたのでしょうか？
それと、高幡不動さまと、高尾山薬王院さまのテリトリーというか
力関係みたいなモノが昔あったらしい。
いまは、全く関係なくなったが、別格本山と大本山の関係は、
北野たけしさんの映画でもヤクザでも無いが、
昔昔昔昔は、高幡不動と高尾山の関係は、厳しいモノがあったらしい。
山城の向こうは、近所だけど、日野市だけど、此方は八王子市。
八十八ヶ所の参拝者より（観光客よりも）昔からの檀家を大切にしたいという
女将さんの志ざしが、活きていらっしゃる。
優しくたくましい女将さんだと想った。精神かっこいいな。
犬も保護されて、保健所や、獣医にも診て貰ったとのこと。