からきだいなりしゃ
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楽しみ方唐木田稲荷社のお参りの記録一覧

唐木田稲荷神社は、東京都多摩市唐木田に鎮座する神社である。小田急多摩線の終点・唐木田駅から徒歩8分ほど。多摩ニュータウンの端に位置し、周囲には静かな住宅街が広がっている。小田急多摩線完乗の記念も兼ねての参拝となった。
「稲荷神社」と聞くと、一般には朱塗りの鳥居や社殿を思い浮かべるが、こちらは少し趣が異なる。境内には朱色の要素が少なく、稲荷神社特有の華やかさよりも、どこか素朴で静謐な雰囲気が漂っている。朱が用いられているのは、社殿前の灯籠と、道祖神のようなものを収めた小祠の屋根部分くらいで、全体としては落ち着いた木の風合いが印象的だ。
社殿は木造の切妻造で、簡素ながらも端正な造りをしている。鳥居も同じく木製で、年月を経て味わいを深めており、周囲の緑に自然と溶け込んでいる。境内の一角には石碑が建ち、そこには多摩ニュータウン開発に伴い、かつての鎮座地から遷座し、平成元年に再建された旨が記されている。この碑は、移転のために土地を離れざるを得なかった先人たちを慰霊・供養する意味をも併せ持っているという。
社殿の右側にはいくつかの祠が並び、それぞれが地域の守り神として祀られているようだ。その最も右手の祠には、お稲荷さまがお鎮まりになっており、控えめながら確かな存在感を放っている。全体に華美さを排した佇まいながらも、土地の記憶と人々の信仰を今に伝える、温かみのある神社である。






立派な自治会館

唐木田稲荷社⛩️ 〜・御朱印なし・〜
◆御祭神:倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
大宮売命(おおみやのめのみこと)
創建年不詳。
棟札には文化9年(1812)再建とある。
宝暦13年(1763)筆の「落合旧記」という文献にも記載されており、創建はそれ以前と思われる。
かつて例大祭は2月初午であった。
前夜廻り宿で宴会を行い、当日は五色旗を立て、ツットコに尾頭つきのいわし・赤飯・強飯を供え、子供は賽銭箱を担いで村内を回り賽銭を集めたという。
摂社に金精神がある。
不妊の女性が性器を当てると子宝に恵まれるという。
なお付近についても、いくつかの伝説がある。
かつて社のあたりは「稲荷の森」と言われ、美しい娘に化けて村人を池に誘い込む大蛇が住んでいた。
村の若者清左衛門によって退治されるが、清左衛門も目が見えなくなってしまったという。
また、中国で唐王朝が滅亡した際、阿部仲麻呂の子孫が、唐王朝の王女を助けて日本に亡命したという。
彼等の子孫が当地に入植したため、地名が「唐から来た」がなまって唐木田になったとの事。






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