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真宗西善寺のお参りの記録(1回目)
東京都東大前駅

投稿日:2025年01月18日(土)
参拝:2025年1月吉日
西善寺(さいぜんじ)は、東京都文京区向丘にある真宗大谷派系の単立寺院です。山号を「興龍山」と称し、その長い歴史と独自の伝統をもつ寺院として知られています。元々は本郷金助町に創建され、後に現在の地へ移転しました。

● 創建の背景と開山の了願
西善寺は1616年(元和2年)、了願(俗名:安藤蔵人)によって創建されました。了願は横笛の名手として知られた人物で、東本願寺第13世宣如の弟子となり出家しました。了願が東條院宜如上人から授かった寺号により、「興龍山西善寺」と命名されたと伝えられています。

● 本郷から向丘への移転
創建当初、西善寺は本郷金助町にありましたが、1683年(天和3年)に現在地である文京区向丘へ移転しました。この移転によって、寺院はさらに多くの地域住民に親しまれる場となりました。

● 歴史的な聖徳太子像と戦争の悲劇
かつて西善寺は、宗祖親鸞が自ら作ったとされる聖徳太子像を所蔵していました。この像は信仰の対象として多くの人々に崇められましたが、1945年(昭和20年)の空襲で避難先が爆撃を受け、焼失するという悲劇に見舞われました。

● 近藤重蔵の供養塔
西善寺には、江戸時代に千島列島を探検したことで知られる近藤重蔵の供養塔が建立されています。これは西善寺が歴史的にも文化的にも重要な役割を果たしてきたことを示す象徴です。

● 歴史書に見る西善寺の記録
「本郷區史」や「東京名所図会」には、西善寺の詳細な歴史や縁起が記されています。これらの記録によると、親鸞作とされる聖徳太子像や、寺の移転の経緯などが述べられており、寺院の重要性が改めて浮き彫りとなります。
真宗西善寺(東京都)
真宗西善寺(東京都)
真宗西善寺(東京都)
真宗西善寺(東京都)

すてき

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