浄土宗
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楽しみ方正行寺のお参りの記録一覧

東京都文京区向丘にある正行寺は、浄土宗に属し、山号を「親縁山」、院号を「龍池院」と称します。本尊は木造阿弥陀如来像で、芝増上寺を本山とする寺院です。江戸時代から地域の信仰を支え、現在もその歴史的な魅力を伝える存在となっています。
● 開山の背景と湯島での創建
1604年(慶長9年)、徳川家康が川越での鷹狩りの際、蓮馨寺で応対した念誉達道上人に感銘を受けたことがきっかけとなり、翌年、湯島の地に正行寺を建立する許可を与えました。これは、家康から発せられた浄土宗に関する質問に達道上人が的確に答えたことへの褒美として始まったもので、浄土宗の教えの広がりを象徴する出来事です。
● 移転と災害の試練
元和3年(1617年)には湯島から現在の文京区向丘の地に移転しました。その後、正行寺は1923年(大正12年)の関東大震災では被害を免れましたが、1945年(昭和20年)の東京大空襲では全てを焼失し、大きな試練を経験しました。それでも再建に尽力し、現在に至るまで歴史を重ねています。
● 正行寺の特徴と信仰の対象
境内に祀られている「とうがらし地蔵」は、咳の病気にご利益があるとされ、地域の人々から親しまれています。また、境内には運慶作と伝えられる閻魔像や脱衣婆像、恵心作とされる地蔵尊が安置されており、江戸時代から多くの信者が詣でる場となってきました。
● 歴史書と名所図会に記された縁起
「本郷區史」には、境内に祀られた石像がかつて多くの参拝者を集めていたことが記され、「東都歳時記」では百日咳の祈願の場として知られたことが記されています。また、「東京名所図会」によると、湯島からの移転後も寺院の堂宇は多くの歴史的な石像や仏像を擁しており、特に閻魔参りの日には多くの人々が訪れたと伝えられています。






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