浄土宗當知山
本誓寺のお参りの記録一覧
本誓寺(ほんせいじ)は、東京都江東区に位置する浄土宗の寺院で、正式には智山重願院と号します。この寺院は、1595年に小田原本誓寺の六世である文賀によって創建され、当初は八重洲河岸に位置していました。開基は太田康資の娘である英勝院で、彼女の影響が寺の発展に大きく寄与しました。
●歴史の歩み
本誓寺の歴史は、文亀元年(1501)に相模国小田原で創建されたことに始まりますが、1590年の豊臣秀吉による小田原攻めで兵火に遭い、その後の再建が必要となりました。文賀は、江戸に寺地を拝顔し、開山として本誓寺を復興させました。寺院はその後、慶長11年(1606)に馬喰町上町へ移転し、さらに天和2年(1682)に現在の深川大工町に移りました。
元禄12年(1699)には、徳川綱吉から寺領30石の御朱印状を受け、江戸時代の浄土宗の重要な寺院の一つとして位置づけられました。明治6年(1873)には江戸崎大念寺から檀林号が移り、昭和元年までその地位を保ちました。
●文化的な意義
本誓寺は、浄土宗の伝統に根ざした教えを広める場として、地域住民の信仰の中心となっています。寺院内には、開基である英勝院に関連する多くの歴史的な背景があります。彼女は、徳川家康の側室であり、幕府とのつながりが深く、寺の発展に大きく寄与しました。
本誓寺には、英勝院を含む数多くの歴史的人物が関わっており、特に彼女の存在は、寺の成り立ちや発展において重要な役割を果たしました。彼女は、出家後に英勝院と号し、鎌倉に英勝寺を建立したことでも知られています。
●近代の復興
本誓寺は、大震災や大空襲によって何度も被害を受けましたが、昭和31年には本堂が復興されました。
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