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日蓮宗

法恩寺のお参りの記録一覧
東京都 錦糸町駅

ひでどらごん
ひでどらごん
2024年10月14日(月)
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法恩寺(ほうおんじ)は、東京都墨田区に位置する日蓮宗の寺院で、山号は平河山、院号は本住院です。宗旨は日蓮宗で、旧本山は大本山本圀寺(六条門流)に属します。本尊には十界曼荼羅が安置されています。

●創建の背景

法恩寺の歴史は、1458年(長禄2年)に遡ります。江戸城を築いた太田道灌が、城内鎮護の祈願所として武蔵国平河村(現在の千代田区平河町)に本住院を建立しました。開山は日住上人であり、初めてこの寺院を称した名でもあります。その後、道灌の跡を継いだ嫡子・法恩斎の年忌に際して、孫の太田資高によって寺号が法恩寺に改められました。

●移転と発展

法恩寺は、神田柳原や谷中清水町などを経て、1695年(元禄8年)に現在の地に移転しました。当時、塔頭は20ヵ寺、末寺は11ヵ寺を抱えており、日蓮宗の中でも重要な寺院の一つとして名を馳せていました。

●現代における役割

法恩寺は、地域社会とのつながりが深い寺院として知られています。隅田川の川施餓鬼や、七草粥、震災記念の「思い出のすいとん会」、十五夜のお茶会、年末の餅つき会、花見の縁など、様々な行事が開催されており、多くの信者や地域住民が参加しています。

●文化財と歴史的意義

法恩寺は、墨田区において登録有形文化財に指定された「太田道灌家供養塔」や、墨田区の登録史跡である「太田氏七代供養塔」を有しています。また、旧末寺には多くの関連寺院が存在し、日蓮宗の法脈を受け継いでいます。

●住職の変遷と影響

前住職の鈴木貫仁は1972年に入寺し、多くの重要な役職を歴任しました。1992年には大本山本圀寺の78世貫首に就任しました。現在の住職、鈴木貫元は2008年に法燈を継承し、納骨堂「妙元廟」と日蓮聖人像を建立しました。

法恩寺(東京都)
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