永倉稲荷神社のお参りの記録(1回目)
東京都錦糸町駅

東京都墨田区緑に位置する永倉稲荷神社

●創建の経緯

永倉町で起きた火災は、地域に大きな影響を与えました。鎮火後の焼け跡から稲荷社の跡が発見され、地元の人々はこれを稲荷大神の祟りと考えました。そのため、火厄を除ける神として、氷倉町の一隅に社を建立し、「永倉稲荷神社」と名付けて奉斎しました。大正6年には、伏見瓢単山の稲荷神社から分霊を合祀し、信仰の幅を広げました。

●戦後の再建

第二次世界大戦中の1945年（昭和20年）、永倉稲荷神社の社殿は戦災で消失しました。しかし、地域の人々の信仰は途絶えることなく、現在の墨田区緑四丁目に新しい社殿と社務所を建立し、再建を果たしました。

●珍しい造り

社殿が1階に永倉会館、2階に社殿という珍しい造りになっています。