ほうおんじ|浄土真宗 真宗大谷派|高龍山
報恩寺のお参りの記録一覧
高龍山 報恩寺(ほうおんじ, 浄土真宗 真宗大谷派, 1214年)
大本堂, 鐘楼, 顕浄土真実教行証文類(浄土真宗の根本経典: 坂東本, 国宝), 浄土真宗 親鸞上人 二十四輩寺院(由緒寺院・御旧跡)の一つ, 二十四輩筆頭(第一番)の性信(親鸞上人の門弟)が開基, 通称 坂東報恩寺と呼ばれる
東京都台東区東上野に位置する報恩寺(ほうおんじ)は、真宗大谷派の重要な寺院で、「坂東報恩寺」としても知られています。山号は「高龍山」、院号は「謝徳院」です。この寺院は親鸞の直弟である性信によって創建されました。
●創建と移転の歴史
報恩寺の起源は、建保2年(1214)に遡ります。性信が下総国横曾根に創立した真言宗の荒れ寺「大楽寺」を念仏道場として再興したことが始まりです。しかし、慶長5年(1600年)の兵火によって焼失し、江戸に移転。その後、何度かの移転を経て、文化3年(1806年)に現在の地に定まります。
●坂東本と国宝
報恩寺の重要な文化財として知られる「坂東本」は、『顕浄土真実教行証文類』の通称で、真宗大谷派が伝持してきた唯一の真蹟本として国宝に指定されています。この書物は、親鸞聖人が残した重要な著作の草稿であり、彼の思想や教えが凝縮されています。現在、この貴重な書は京都国立博物館に保管されています。
●文化財と信仰の継承
報恩寺の境内には、重要な文化財が多く存在しています。特に、江戸時代初期に鋳造された銅鐘は、重さ1.3トンの壮大なもので、現在も美しい音色を響かせています。
また、報恩寺内には、親鸞聖人を敬う「聖徳太子像」も安置されています。この像は南北朝時代のもので、特にその彫刻技術は高く評価されています。
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