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楽しみ方北野神社西町天神のお参りの記録一覧

日付が変わろうかという夜遅い時間帯、あと60分もしないうちに翌日を迎えるころに、私は西町天神北野神社を訪れました。前回の参拝はやや風の強い午後だと記憶しています。この度は昼間の明るさとはまったく異なる、夜の帳が下りた境内はどこか厳かな雰囲気をまとっており、街灯のわずかな明かりに照らされた鳥居や社殿が、昼間よりも神秘的に見えます。人の気配は少なく、静寂の中に自分の足音だけが響くようで、参拝という行為そのものにより一層集中できる環境となっていました。
この日は午後5時前から歩き始めていたものの、それから飲み物以外は何も口にしておらず、次第に空腹を覚えていました。けれども、こうして神前に立ち手を合わせていると、食事の欠如を訴えていた体が少し休息を与えられたかのように感じられました。それはまるで神様が与えてくださった小さな癒やしの時間であり、参拝のひとときが心身の栄養になったようにも思えます。
参拝を終えると、現実的な腹ごしらえのことが頭に浮かびました。この先に「まいばすけっと」があるはずなので、そこで軽く食料を調達して胃袋を満たすことにしようと考えます。都会の生活の中で、こうした身近なスーパーが夜遅くまで営業しているのはありがたいもので、参拝帰りに日常へと戻っていく切り替えの場ともなります。
加えて、この日は天候の行方も気にしていました。雨雲レーダーの表示を見ると、いつ降り出してもおかしくない状況であり、歩き続けるのはやや不安でもありました。けれども幸いなことに予報は外れ、参拝の間は一滴の雨も降りませんでした。濡れることなく神社で過ごせたのも、偶然に見えてどこか神様の計らいのように思われ、ありがたさが一層胸に染みてきます。
こうして夜の境内でひとときを過ごし、祈りを捧げ、次の日への切り替えを迎えることができた西町天神北野神社での参拝は、短いながらも心に深く残るものとなりました。


撫で牛の代役?


東京都中野区中央に鎮座する西町天神北野神社。最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線の東高円寺駅で、そこから徒歩8分ほどの距離にあります。境内は青梅街道に面しており、往来する車の音が途切れることなく響いていますが、鳥居をくぐると少しだけ喧騒から切り離されたような空気に包まれます。
私自身、この辺りを訪れる際は地下鉄を利用することが多いため、普段は地上の様子にあまり詳しくありません。当日も特別に参拝を目的としたわけではなく、青梅街道を新宿方面へジョギングしている最中のことでした。ちょうど道路の左側を走っていたため、偶然にも神社を目に留めることができましたが、もし右側を進んでいたら、そのまま気づかずに通り過ぎてしまったかもしれません。それほどに、主張を控えめにして存在している神社です。
試しに地図アプリで確認すると、確かに「天神」「北野」といった社号が表示され、れっきとした神社であることが分かります。しかし、境内を見渡しても、天神社にありがちな「撫で牛」の像が見当たりません。学問の神様として全国で親しまれる菅原道真公を祀る神社の多くで見られる存在だけに、あえて置かないのか、それとも過去に失われたのか、理由は分かりませんが、そうした点からもこの神社がまるで自己主張を避けているかのように感じられます。
境内は青梅街道に面した一角を除けば、周囲を住宅地に囲まれています。そのため全体の広さはおよそ二区画程度と推測され、都会の中にひっそりと守られてきた場所であることが伝わってきます。とはいえ境内に目を凝らすと、玉垣や狛犬、石燈籠といった古くからの造作が見られ、それらが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。また、社殿の倍ほどのある巨木が神社に相応しい光景を印象付けています。社殿は瓦葺きの屋根を備えた木造建築で、派手さこそないものの、年月を経てなお渋みを増した趣が漂います。
残念ながら境内に由緒書は掲げられておらず、創建の時期や歴史的背景を知ることはできませんでした。しかしながら、社号に「天神」「北野」とあることから、御祭神はやはり菅原道真公であろうと考えられます。土地の人々にとっては、規模の大小を超えて、日々静かに祈りを捧げられる拠り所であり続けているのだろうと思われます。
撫で牛の代わりに狛犬を撫でて辞去いたしました。



通りがかり中にみつけました。

社号標

過去の投稿者の写真をみると、拝殿右手奥に銀杏がありましたが、切られてしまったみたいです。

拝殿

狛犬

灯籠

手水鉢
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