中野氷川神社のお参りの記録(1回目)
東京都東中野駅

中野氷川神社は、東京都中野区東中野に鎮座しています。JR線および都営地下鉄線の東中野駅から徒歩5分というアクセスの良さに加え、他の地下鉄駅や京王バスの利用も可能で、鳥居は山手通りに面していることから参拝に訪れるには非常に恵まれた立地です。創建は長元三年（1030年）と伝えられ、武蔵国一宮・氷川神社からの勧請によって始まった歴史ある神社です。御祭神は、大宮に鎮座する氷川神社と同様に、須佐之男命、稲田姫命、大巳貴命、をお祀りしています。

このように交通至便な場所にありながら、一歩境内に足を踏み入れると都心にいることを忘れるほどの静寂と緑に包まれます。うっそうとした木々が覆い鳥のさえずりや葉擦れの音が耳に届く中、参道を進んでいくと、やがて目に入るのは風雪に耐えながら立ち続ける狛犬や石灯籠、年月を重ねた鳥居や社殿。これらは単なる歴史的建造物ではなく、長きにわたり地域の人々の祈りや感謝の心を受け止めてきた信仰の拠り所であることが伝わってきます。日常の中で静かに手を合わせる人の姿を目にすると、この神社が今なお人々の生活の一部として深く根づいていることがうかがえます。いたずらに千年の時を過ごしてきたのではなく、日々を積み重ねる中で尊い営みを守り続けてきた神域。その空気に触れたとき、自然と背筋が伸び、心が静まりゆくのを感じずにはいられません。

こちら様はたまたま歩いてて発見しました。
中野駅周辺では、氷川神社で祭礼があるというのぼりを数えきれないほど目にしました。
残念ながら、その氷川神社がどこにあるのかわかりませんでした。
学校や職場がこの近辺だったことがないので。
それがたまたま見つけたのですから、何よりも嬉しかったです。