いなりじんじゃ
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楽しみ方十日森稲荷神社のお参りの記録一覧

地元の氏神様、稲荷森稲荷神社@学芸大学。こじんまりとした境内ですが苔むした露地が良い雰囲気を出しています。御神木のケヤキは、幹周3mはありそうな巨木です。

稲荷森稲荷神社@学芸大学

御神木のケヤキは、幹周3mはありそうな巨木

東京都目黒区中央町に鎮座する十日森稲荷神社。東急東横線の祐天寺駅、または学芸大学駅からともに徒歩10分弱。駒沢通りという幹線道路沿いに鳥居が面しています。
境内の由緒書によると、御祭神は蒼稲魂命で、古来より地域の稲作や商業の守護神として信仰を集めてきたとされています。神社の名称「十日森」は、かつてこの地に存在した「稲荷森(とうかもり)」が転じたものと伝えられ、その歴史は江戸時代以前にまで遡ると考えられています。境内は決して広大ではありませんが、十分な面積を持ち、木々が生い茂る静謐な空間が参拝者を包み込みます。特に、目黒区指定の保存樹林は、まるで御神木の役割を果たしているかのような存在感です。その木漏れ日や枝の揺れが、訪れる人々の心を和ませ、日常の喧騒から切り離された時間を提供します。また、社務所も備えており、地元の祭礼や行事の情報も整っています。境内の細部に目を向けると、石灯籠や手水舎、狐の配置なども丁寧に整えられており、神社建築の美しさを学ぶこともできます。こうした要素を総合すると、この神社は「完全仕様」と言って差し支えない、設備・景観・信仰の三拍子が揃った稲荷神社であることが実感できます。
前述の通り、境内の由緒書は目黒区教育委員会によって設置されています。東京23区内の神社では、区ごとに由緒書の充実度に差がある印象です。個人的な経験では、由緒書が充実している区の図書館には、神社関係の参考資料も豊富であることが多く、逆に由緒書が簡素な区では、図書館の資料もやや乏しい傾向があります。


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