瀧泉寺（目黒不動尊）のお参りの記録(1回目)
東京都不動前駅

瀧泉寺（りゅうせんじ）は、東京都目黒区下目黒にある天台宗の寺院で、通称「目黒不動尊」として親しまれています。創建は平安時代初期の大同3年（808年）で、開基は慈覚大師円仁と伝えられています。本尊は不動明王像であり、日本三大不動の一つとして知られています。
歴史と特徴
• 慈覚大師が15歳の頃、この地で霊夢を見て不動明王像を自刻し、安置したことが始まりとされています。
• 江戸時代には徳川家光によって江戸五色不動の一つとして選ばれ、多くの参拝客が訪れるようになりました。
• 境内には「独鈷の滝」や「水かけ不動明王」があり、祈願の場として人気があります。
文化財と行事
• 墓地にはサツマイモ栽培を広めた青木昆陽の墓（国指定文化財）があり、毎年10月28日に「甘薯祭り」が開催されます。
• 現在の本堂は昭和56年（1981年）に再建されたものですが、一部江戸中期の建築も残っています。