養玉院如来寺のお参りの記録(1回目)
東京都馬込駅

　「大井の大仏（おおぼとけ）」と呼ばれる５体の如来像（薬師如来、宝生如来、大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来）が圧巻でした。それぞれ高さ約３メールの５体が、赤く塗られたお堂の中にずらりと並んでいました。信濃の国で造立され、寛永１３（１６３６）年に江戸の芝高輪に如来寺を立てて安置したと説明板に書かれていますが、これだけの大きさのものを信濃から江戸に５体も運ぶのは大変だったでしょうし、さぞや評判になったのではないかと思います。
　静かな境内に時折、近くを走る新幹線の走行音が聞こえてきました。