須我神社

島根県 出雲大東駅

神話より語り継がれる「夫婦岩」

スサノオとイナタヒメが結婚生活を送るために日本で初めてつくった宮殿が須我神社の起源です。また、神社から約2kmの山にある奥の宮として崇敬される「夫婦岩」というパワースポットがあります。これは大小中3つの巨岩で、仲良く寄り添う家族のように見えます。多くの神々を生んだイナタヒメに由来する「子授け守り」も有名です。

日本最古の和歌が誕生したという聖地

『古事記』にある「八俣遠呂智伝説」の舞台にある神社です。稲作を広めた農業に神徳があるとされる須佐之男命が大蛇を退治した後に、奇稲田姫命とともに「ここは清々しい地」と評し、はじめて宮を造ったとされることから「日本初之宮」と呼ばれています。その時に須佐之男命が31文字の歌を詠み、これが日本最古の和歌とされることから和歌発祥の地としても有名です。境内にはこの和歌が刻まれた石碑があり、奥宮の参道にも60基の歌碑が建立されています。