空山神社のお参りの記録(1回目)
島根県玉造温泉駅

主祭神として「大山津見命」を祀った流造の本殿を持つ神社になります。
創建年代や御由緒が一切分かりませんでしたが、地域のパンフレットによると、この町の大向地区にあった七次神社が1991年に忌部神社へ合祀された際、残された社殿をこの地へ移築したものとのことです。

周辺は山を切り開いて民家や畑が点々とした場所だったので、昔はこの神社の境内も含めて鬱蒼とした森だったかもしれません。境内は草が生い茂っていたので、その草を踏みつぶしながら参拝を決行。なかなか堂々として立派な本殿でした。

御供田から収穫したお米を、氏子さんたちが切り火によって得た火を使って炊き、神前に供える儀式を毎年行っているそうです。きちんとお祀りされているようですので参拝に訪れたこの日は、たまたま草ぼーぼーだったのかもしれません。