だいきちじ|天台宗|寂寥山
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大吉寺の編集履歴
2022年08月19日 18時34分
ご由緒
大吉寺は暦応元年(1338)の勧進帳によると、貞観七年(865)の草創と伝え、『吾妻鏡』『平治物語』には平治の乱のあと源頼朝が大吉寺にかくまわれたことを記されている。
室町時代には幕府の祈祷寺として保護をうけていたが、大永五年(1525)の六角定頼の兵火や元亀三年(1572)の織田信長の破却などにより寺院は衰退の一途をたどり、現在、天台寺山麓の天台宗寂寥山大吉寺の一子院が遺存するのみである。
創建当時の堂宇は、天吉寺山の山頂付近に造営されており、本堂跡、門跡、塔跡、鐘楼跡や覚道上人入定窟、閼伽池などと石階をみることができ、さらに、本堂へいたる山道の所々に堂宇が建立されていたと推定される平坦部がある。
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