しがけんごこくじんじゃ
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滋賀県護国神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年05月08日(日)
参拝:2022年4月吉日
【全国 護国神社巡り】
滋賀県護国神社は、滋賀県彦根市尾末町にある神社。旧内務大臣指定護国神社で、現在は神社本庁の別表神社。祭神は、戊辰戦争から第二次世界大戦までの滋賀県関係の戦没者3万4千余柱。
1869年に彦根の大洞龍潭寺に戊辰戦争で戦死した彦根藩士26人の霊を祀る招魂碑が建てられたのが始まり。1875年、元彦根藩主・井伊直憲の主唱により招魂碑が現在地に移され、翌1876年に社殿を造営、鎮座した。1939年に内務大臣指定護国神社として「滋賀県護国神社」と改称した。戦後GHQ占領期に「沙々那美神社」と改称したが、日本の主権回復後1953年に元の社名に復称した。
当社は、JR琵琶湖線・彦根駅の北西500mの平地、彦根城址の東端にある。彦根駅だと西口の駅前通りの突き当りにあたる。左手に彦根城のお堀を見ながら橋を渡ると、大きな鳥居をくぐって境内地が始まる。護国神社らしい広い敷地は、綺麗に掃き清められていて、心地良い張りのある空気が流れる。入口近くから参道脇に多くの石碑が並んでいる。社殿は左右両側に翌殿を繋いだ拝殿と、その背後に祝詞舎と本殿が直線に並ぶ、これも護国神社らしい造り。
今回は、滋賀県の旧指定護国神社であることから参拝することに。参拝時は平日の午後、自分以外にも数人参拝者が訪れていた。
境内南東端入口全景。国宝・彦根城のお堀に架かる橋を渡る。
境内入口の<鳥居>と<社号標>。
鳥居をくぐる。突き当りが社殿ではないみたい。
参道はすこし左側に曲がった先にある。
参道右側にいろんな石碑が立っているので見て廻る。一つ目は<平和の礎>。シベリア矯正抑留者慰霊碑。
二つ目は神馬ではなく、<戦没軍馬軍犬軍鳩霊之碑>。
三つ目は<平和之碑>。彦根傷痍軍人会の寄贈。
続いては<拓魂碑>。滋賀県送出の満蒙開拓事業参加者の慰霊顕彰碑。
拓魂碑の左隣は<花塚>。花に感謝する碑。華道翠香流家元竹中翠香氏を中心に、故井伊文子氏(尚昌の子女で琉球国王尚泰の曾孫。日本の歌人、随筆家。聞得大君。)らの浄財で建立。
花塚の左隣は<母の像>(左)と<父の像>(右)。これらの石碑などを見るにつけ、現代日本の平和が多数の先人の犠牲の上に成り立っているものとしみじみ思う。
参道正面の<社殿>遠景。社殿は一段高くなった場所にある。
大きいが華美ではない、慎ましくも包容力のある構え。
大きいが華美ではない、慎ましくも包容力のある構え。
拝殿に向かって、下の段の左手(社務所近く)にある<狛犬>。
拝殿に向かって、下の段の右手(手水舎近く)にある<狛犬>。
上の段の右手にある、大きく立派な<手水舎>。
手水盤は花で彩られている。素直にきれい。(o^―^o)
<拝殿>全景。近づくにつれ心が引き締まる。
<拝殿>内部。
拝殿前から振り返ったところ。
拝殿に向かって右側を向く。奥の建物は5年前に建てられた<滋賀県英霊顕彰館>。
拝殿に向かって左側にある<社務所>。御朱印はこちら。
社務所前から<拝殿>を望む。
右側の狛犬と手水舎の間に立つ、おそらく当社で一番大きな樹木。
最後に、大きな樹木の下から<拝殿>を望む。心が洗われる感じがする。(^▽^)/
すてき
みんなのコメント(5件)
禰宜 翠風
詳しくご紹介いただき、ありがとうございます。御参拝いただきありがとうございました🙏
2022年07月10日(日)
コメントありがとうございます。
投稿をご覧になった方が行ってみたくなるような投稿を心掛けておりますが、神職の方にご覧いただくとお恥ずかしいばかりです。🙇⤵︎
2022年07月10日(日)
素敵なお写真で分かりやすくご紹介いただき、ありがたいかぎりです。
心より感謝申し上げます🙇♂️
2022年07月10日(日)
護国神社の清々しい空気感が好きで、日本各地の護國神社を参拝しております。
自分は東京在住ですが、また滋賀県に行く時は、ぜひ参拝させていただきたいと考えております。m(_ _m)
2022年07月10日(日)
ありがとうございます。
境内整備、本当はもっと綺麗にしたいところですが、なかなか日常業務に追われ、手入れが行き届いていない箇所もあります。皆様が参拝されて心地よい境内の維持管理に努めてまいります。
これから暑さ厳しき季節に向かいますが、お身体くれぐれもご自愛のほど、お祈り申し上げます。
またこちらにお越しの際はぜひ御参拝下さいませ。
温かなメッセージ、感謝申し上げます。
2022年07月10日(日)
投稿者のプロフィール
惣一郎1269投稿
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