御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
ホトカミを続けていくために、
あなたのサポートが必要です〈特典あり〉
四天王寺聖徳太子1400年限定御朱印大バナー2024年6月
安国寺ではいただけません
広告
御朱印について
御朱印
なし
パーキング
駐車場
-

おすすめの投稿

なむなむ
なむなむ
2022年11月24日(木)
148投稿

芦浦観音寺に参拝し、草津市観光ボランティアガイドの方々の丁寧なご説明を伺い、お話の中に出て来た安国寺が、芦浦観音寺の直ぐ南側に面した位置にあると聞き参拝しました。
安国寺は「正度山安国寺」と称し、御本尊は六体地蔵菩薩です。
こちらも観音寺と同様に、天台宗とのことですが、御由緒はあまり判っていないそうです。
御由緒書きには、本願は正見阿闍梨とあり、観音寺に伝わる位牌の中に正見阿闍梨のものがあり年記不詳だそうです。しかし、安国寺の開山に関する文書が他寺にあることから、その場合は神護元年(767年)に寺歴が遡ることになり、不詳だとか。
 「蔭凉軒日録」によると足利尊氏が全国に安国寺を建立したなかで、近江の国には芦浦に之が建立されたとあり、応仁の乱で消失したとあります。
全国に建てられた安国寺や安国寺利生塔は、新しく立てられたものや古いものを修理したものもあるので、安国寺がどちらに該当するかは不明とのこと。
 また、応仁の乱の三〇数年後(延徳四年)に京都相国寺の僧衆が安国寺に一宿したとあるから、そのころには再建されていたと思われるとのこと。
 安国寺の換鐘の銘には、宝永二年(一七〇五)秋に制作、作者は京都堀川の在住の筑後大掾常味作とあり、「安国精舎在琵琶湖東野洲河南、相傳古帝毎一州建一刹、以祈國祥名曰安国此寺之本州一刹・・・・」と刻まれているので尊氏のそれを裏付けることとなる。また換鐘製作時の住職は覚潭(かくたん)と刻されているらしい。
 現在、観音寺の境内にある宝篋印塔はもともと安国寺にあったもので、盗難にあい返還時に移されたもので、鎌倉時代のものである。
 また、安国寺の境内には古井戸があり、昭和三〇年頃までは掘り井戸できれいな水が涌き出ていたことが知られている。安政三年に書かれた額には、その井戸が四八盤井だと記されているが、享保十九年(一七二三年)に発刊された近江與地史略に記述の「芦浦にあった四十八曲の池」との関係は定かではないそうです。
現存の本堂は昭和五〇年代に再建されたものです。
(芦浦観音寺探訪 より)

今は小さな御本堂が一つあるのみですが、昔はきっと立派な建造物があったかと思うと、この地の歴史的な重みを感じました。

安国寺(滋賀県)

お地蔵さまが綺麗に並んでおられます。
奥に御本堂があります。

安国寺の本殿

御本堂

安国寺(滋賀県)

境内
かつてはこちらにも立派な建造物があったことでしょう。

安国寺の建物その他

立札🪧の奥に井戸のようなものが。
その井戸が四八盤井の井戸かしら?

安国寺の建物その他
安国寺(滋賀県)
安国寺の塔

かつては此処安国寺にあった宝篋印塔。
盗難にあい返還時に芦浦観音寺に移されたもので、鎌倉時代のものです。
(現在は芦浦観音寺の境内にあり、写真は芦浦観音寺のもの)

安国寺の塔
安国寺(滋賀県)

お地蔵さまが並ぶ向こう側に、芦浦観音寺さまがあります。

もっと読む
投稿をもっと見る(1件)

安国寺の基本情報

住所滋賀県草津市芦浦町447
行き方
アクセスを詳しく見る
名称安国寺
電話番号077-568-0548
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。

詳細情報

ご本尊十一面観音像
宗旨・宗派天台宗

この寺院の僧侶様へ

公式アカウント(無料)にご登録いただくと、

ご自身の寺院の情報を編集することができます。

無料登録して、参拝者が必要な情報を直接伝えてみませんか?

詳しくはこちら

最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう

利用開始をもって利用規約プライバシーポリシー
同意したものとみなします。

※購読はいつでも解除できます。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google
Privacy Policy andTerms of Service apply.

御朱印背景
行きたい
投稿する
お問い合わせ
ホトカミを続けるために、あなたのサポートが必要です。

ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから

お問い合わせ