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はんけいじ|曹洞宗威徳山

班渓寺の編集履歴
2021年12月11日(土)
埼玉県 明覚駅

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ハナナチエ
2021年12月11日 23時19分

ご由緒

曹洞宗の寺で威徳山班渓寺という。この寺の梵鐘に次の文字が記されている。「木曽義仲 長男 清水冠者源義高為阿母威徳院殿班渓妙虎大姉 創建スル所也」つまり母の妙虎大姉(山吹姫)が吾子・義高が十一才の時、入間川原で頼朝の命を受けた堀藤次に斬られた菩提を弔ってこの寺を建てた。
仁平三年(1153)に源義賢が武蔵国大蔵に屋形を構えて鎌形に下屋敷を設け、小枝御前を住まわせた。生まれたのが義仲(幼名駒王丸)である。久寿二年八月(1155)義賢は大蔵館で甥・悪源太義平に討たれたが、駒王丸は畠山重能、斎藤実盛の情により、木曽に送られ成人後、旭将軍に出世した。
山吹姫は木曽育ちの娘、義仲の室として幾度かの合戦に従軍し「建久元年(1190)11月22日ここに寂す」義高は頼朝の娘大姫と結ばれ、源氏の世継ぎといわれたが、頼朝のために命を落とした。

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