御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
四天王寺聖徳太子1400年限定御朱印大バナー2024年11月四天王寺聖徳太子1400年限定御朱印大バナー2024年11月
千栗八幡宮ではいただけません
広告

ちりくはちまんぐう

千栗八幡宮のお参りの記録(1回目)
佐賀県肥前旭駅

投稿日:2023年04月04日(火)
参拝:2023年2月吉日

【肥前國 古社巡り】

千栗八幡宮(ちりく・はちまんぐう)は、佐賀県三養基郡みやき町大字白壁字千栗にある神社。肥前國一之宮。旧社格は国幣小社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は八幡三神(応神天皇、仲哀天皇、神功皇后)、配祀神は難波皇子、宇治皇子、住吉明神、武内宿禰。柔道家の故古賀稔彦氏が少年時代、当社の146段の石段で鍛錬していたことでも知られる。

『鎮西要略』によると、奈良時代の724年に肥前國養父郡司・壬生春成が八幡神の神託を受けて千根の栗が生えている当地に社を建てて八幡神を祀ったのが始まり。承平年間(931年~938年)に宇佐八幡宮の別宮となったとみられ、五所別宮(※)の一として崇敬を受けた。鎌倉時代の1228年には社殿が火災で焼失するが、1230年に近衛兼経や土御門定通などの公家が参内して千栗宮、廣田神社の焼失の件を議論しており、朝廷でも重要な神社であったことが分かる。南北朝時代には当宮西方に千栗城が築かれ戦国時代までの間、幾度となく戦乱に巻き込まれた。のち1583年に龍造寺政家が再興し、つづく鍋島氏も崇敬して社領の寄進が行われた。なお、平安時代後期以降、肥前國一之宮を称していたが、近世になって式内社・河上神社(現與止日女神社)との間で一宮の称が争われ、江戸時代初期の1609年に後陽成天皇より「肥前國総廟一宮鎮守千栗八幡大菩薩」の勅額を下賜されている。

当社は、JR鹿児島本線・久留米駅の西北西3km、筑後川西岸の福岡県との県境近くにある。当社の南東側には沼川が流れていて、そこから急に盛り上がった小山の上にある。山頂部の境内は平らで広々としていて、大きな社殿があってもなお広く感じられる。古巨木が散見されるので古社らしさも十分に感じられるし、いくつかある境内社を見て廻るのも楽しい。

今回は、肥前國一之宮、旧国幣小社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の昼過ぎで、自分以外にも家族連れなど数組の参拝者が訪れていた。


※宇佐八幡宮の五所別宮…大分八幡宮、千栗八幡宮、藤崎八幡宮、新田八幡神社、鹿児島神宮の5社。
千栗八幡宮(佐賀県)
境内南東端入口の<一の鳥居>と<社号標>。鳥居の後ろには一直線の長い石段がある。
千栗八幡宮(佐賀県)
鳥居前左側の<狛犬>。味のある表情。
千栗八幡宮(佐賀県)
鳥居前右側の<狛犬>。ちょっと笑ってる?(^_^;)
千栗八幡宮(佐賀県)
石段の右脇にある<栄光への石段>の石碑。元オリンピック柔道代表・故古賀稔彦選手が少年時代、この石段を上り下りして鍛錬したとのこと。なるほど!(o^―^o)
千栗八幡宮(佐賀県)
石段の右手数十mの場所にある<宮地嶽神社>(左)と<岡先生顕彰碑>(右)。
千栗八幡宮の鳥居
一直線の長い石段を登り切ったところにある<二の鳥居>。
千栗八幡宮の狛犬
二の鳥居の手前左側にある<狛犬>。
千栗八幡宮(佐賀県)
左側の狛犬の後ろにある<手水舎>。
千栗八幡宮(佐賀県)
左側の<狛犬>。
千栗八幡宮の本殿
<拝殿>全景。
千栗八幡宮(佐賀県)
<拝殿>正面。
千栗八幡宮(佐賀県)
拝殿から振り返って境内全景、といっても境内は左右(東西)に広い。(^_^;)
千栗八幡宮(佐賀県)
拝殿手前右側にある<石造神馬>。小さくて可愛らしい。
千栗八幡宮(佐賀県)
左側の狛犬の後ろにある<臨時授与所>。
千栗八幡宮(佐賀県)
臨時授与所から見た<社殿>全景。彩色はなく落ち着いた色合いで、堂々としていて威厳がある。
千栗八幡宮(佐賀県)
ここから境内右側(東側)を見て廻る。まずは<石造仏塔>。神仏習合時代の名残り。
背後の樹木は<親子楠>。大きなクスノキの根本近くから小さなクスノキが伸びている。
千栗八幡宮(佐賀県)
境内東側から見た景色。久留米市街地が見える。
千栗八幡宮(佐賀県)
境内東端にある<鳩森稲荷神社>。
千栗八幡宮(佐賀県)
本殿の右側にある<武雄神社>。手前左側の狛犬がユニーク。首をかしげて見上げている。(o^―^o)
千栗八幡宮(佐賀県)
拝殿の右側にある<お粥堂>。創建(724年)以来行われてきたと伝わる、「お粥試」のお粥を参拝者に供覧する場所とのこと。
千栗八幡宮(佐賀県)
拝殿の右側にある<御神木>のクスノキ。推定樹齢は400年。
千栗八幡宮(佐賀県)
社殿の左側に廻って、拝殿後ろの<本殿>。
千栗八幡宮の建物その他
拝殿の左側にある<社務所>。御朱印はこちら。
千栗八幡宮の本殿
最後に<社殿>全景。さすが<一之宮>だけあって大きく立派な社殿。(^▽^)/

すてき

御朱印

みんなのコメント0件)

ログインしてください

ログイン無料登録すると、投稿へコメントできます。

投稿者のプロフィール

惣一郎さんのプロフィール画像

惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

惣一郎さんの投稿をもっと見る

ホトカミ見ました! で広がるご縁

ホトカミを見てお参りされた際は、
もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
千栗八幡宮の投稿をもっと見る48件
コメント
お問い合わせ