にいやまじんじゃ
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仁比山神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年04月03日(月)
参拝:2023年2月吉日
【肥前國 古社巡り】
仁比山神社(にいやま~)は、佐賀県神埼市神埼町的にある神社。旧社格は県社。祭神は大山咋命。
社伝によると、奈良時代の729年に京の松尾大社を勧請したことにより創祀。その後平安時代の844年に慈覚大師が唐から戻る際当地に立ち寄り、土中から日吉宮の額を発見したことを朝廷に奏上したところ、比叡の神威を感じた仁明天皇の命により近江坂本の日吉宮の御分神を合祀し朝廷の祈願所とした。社殿はたびたび焼失したが、戦国時代に佐賀藩藩祖・鍋島直茂、初代藩主・鍋島勝茂親子により再建された。明治に入り神社合祀令により平安時代873年創建と伝わる白角折社などを合祀(現在は旧地に復座)して「仁比山神社」と改称した。社名は仁明天皇の「仁」と比叡山の「比山」を合わせたものとされている。
当社は、JR長崎本線・神崎駅の北方5kmの山裾、山の入口にある。城原川に沿って北上する県道21号線上に当社の仁王門があって、そこから逸れてすぐのなだらかな山の斜面にある。山の景色に溶け込んだ境内は、古木も立ち並び古社の趣があるが、社殿前などは空がぽっかり抜けていて全体に明るい印象。日吉宮だけあって、境内の至る所に猿の像が潜んでおり、探して回るのも楽しい。
今回は、佐賀県の旧県社ということで参拝することに。参拝時は休日の午前中で、神社好きの夫婦連れなど、自分以外にも何組かの参拝者が訪れていた。
境内南方の県道沿いにある<一の鳥居>と<仁王門>。写真右側の道を数百m登って行く。
仁王門左側の<吽形仁王像>。鎌倉時代の作で、像高は3m超。
仁王門右側の<吽形仁王像>。今まで見たことのある仁王像の中でも、最も<恐ろしい表情>のものの一つ。(;゚Д゚)
参道の突き当り。あれ?建物がない...(。´・ω・)?
と思ったら、右手に巨木が現れ、その奥の階段上に鳥居が見えてひと安心。(^_^;)
いよいよ階段を登る。
階段を登り切ったところの左側にある<社務所>。御朱印はこちら。
鳥居の扁額をよく見ると<日吉宮>とある。
鳥居を抜けて直進し、参道右側(山側)にある<手水舎>。
手水舎の先が広場になっていて、左手山側を見上げると<社殿>が見える。
<拝殿>全景。なかなか大きく立派な社殿。
拝殿前左側の<狛犬>。前足上がりの珍しい姿勢。表情も個性的。
拝殿前右側の<狛犬>。こちらも同様、前足上がりの珍しい姿勢。
<拝殿>正面。随所に彫刻が施されている。
向拝の下を見ると、やはり日吉宮、<猿>の彫刻を発見!(o^―^o)
紙垂は本物の紙のようで。お猿さんの紙垂を振る表情が可愛らしい。
紙垂は本物の紙のようで。お猿さんの紙垂を振る表情が可愛らしい。
<拝殿>内部。
拝殿から振り返って境内全景。空がすっぽり抜けていて、気持ちが良い境内。
拝殿に向かって左手を望む。臨時授与所のような建物が見える。
臨時授与所の脇にある、屋根付きの<三匹の猿の像>。
右から順番に<見ざる>、<言わざる>、<聞かざる>。屋根付きで大事にされてます。
拝殿に向かって右手を望む。境内社が1社見える。
この大きな境内社は<松尾宮>。
拝殿後ろの<本殿>。こちらも大きく立派で、拝殿との統一性があってバランスも良い。
本殿後ろの<お猿さんたち>。
松尾宮前から見た<拝殿>。見た目美しい造形。
本社社殿から離れ、社務所の前を南に数十m進んだところにある<松ノ森稲荷神社>。
<松ノ森稲荷神社>から見える景色。山あいの町を見下ろしている。
南側の麓に別の参道(登り道)があり、まるで別の神社みたいな造りになっている。
南側の麓に別の参道(登り道)があり、まるで別の神社みたいな造りになっている。
最後に<社殿>全景。拝殿、本殿のバランスが良く、自分好みの美しい造形~♪(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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