かびらかんのんどう
昔、川平湾で風待ちをしている船に乗っていた小僧が、たまたまが上陸している間に順風となり、船が急遽出航してしまった。村に取り残された小僧が「戻ってこい」と祈ったところ、急に逆風が吹いて船が戻ってきたため、小僧は無事船に乗ることができた。
後に小僧は一人前の僧となり、この地に観音堂を建てたという。
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