きんかんのんじ
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金武観音寺ではいただけません
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金武観音寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年05月05日(木)
参拝:2022年3月吉日
【琉球國 古刹巡り】
金武観音寺(きん・かんのんじ)は、沖縄県国頭郡金武町金武にある高野山真言宗の寺院。山号は金峯山。本尊は聖観世音菩薩。本堂は、太平洋戦争で多くの寺社建造物が焼失した沖縄県下においては、戦災を逃れ戦前の古い建築様式が残る貴重な木造建築物となっている。
寺伝によると、16世紀前半に琉球国金武に漂着した日秀上人が、金武の鍾乳洞(日秀洞)を拠点として布教活動を行い、聖観世音菩薩を自ら彫ってこれを本尊とし当寺を創建した。同じ時期に日秀洞内に熊野権現を祀り、金武権現宮(現在の金武宮)を建立した。開山後、住職が途絶え、一時禅宗に改宗した時代があったが、1662年に再び真言宗に復帰した。本堂は昭和戦前の1934年に火災で焼失したが、1942年に再建、1945年の米軍との沖縄戦での戦火を逃れ現存している。
当寺は、那覇市中心街から北東に40kmほどの平地の住宅街の中にある。幹線道路の国道329号線から北に100mあまり入った場所で、北側には広大なキャンプ・ハンセンがある。境内は広くはないが、建物が本堂と授与所しかないので、広々としているように見え、南国特有の樹木が独特な雰囲気を醸し出している。見どころの本堂は、戦災を逃れた貴重な建物とのことだが、なるほど他で見掛けないような建築様式で興味深いものであった。本堂の南東側すぐの場所に洞窟(日秀洞)がある。
今回は、琉球国の古刹であり、琉球八社の1社である金武宮を境内にもつことから参拝することに。参拝時は休日の午前中早めの時間で、激しい土砂降りであったこともあり、自分以外には参拝者はいなかった。
境内南側全景。今日は朝から土砂降りで、亜熱帯の樹木の緑がより映える。(^_^;)
境内南端入口。控え目な印象。
参道を下って行くと、左側に名物樹木の<フクギ>の木がある。沖縄戦の影響がないため、樹齢350年とのこと。
<フクギ>の木は常緑の高木で、風や潮害に強いことから沖縄各地で屋敷林として植えられてるとのこと。
参道の地蔵像①
参道の地蔵像②
1964年に沖縄新報社から寄贈された<新沖縄観光名所>の碑。
参道脇の<手水盤>。
いよいよ<本堂>が見えてくる。
<本堂>全景。昭和戦前からの希少な仏堂。
<本堂>正面。
<本堂>内部。
本堂に向かって左手にある<授与所>。御朱印はこちら。
授与所から見た<本堂>。
沖縄独特の屋根瓦。
本堂に向かって右手の境内。
本堂に向かって右手の境内の石碑など。
本堂に向かって右手の境内の<日秀洞>入口。
<日秀洞>の内部。琉球八社の1つ<金武宮>はこちら。
日秀洞から出てきたところ。亜熱帯の樹木が濃い。
日秀洞の前から見た境内全景。参拝中、終始土砂降りだった...(^_^;)
すてき
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惣一郎1269投稿
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