なみのうえぐう
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波上宮ではいただけません
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波上宮のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年05月01日(日)
参拝:2022年3月吉日
【琉球八社巡り(1/8)】
波上宮(なみのうえぐう)は、沖縄県那覇市若狭にある神社。旧社格は官幣小社で、現在は神社本庁の別表神社。沖縄総鎮守で、琉球国新一の宮。主祭神は伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊の熊野三神、相殿神は竈神(火神)、産土大神、少彦名神(薬祖神)。別称は「波上(ナンミン)」、「波上権現」。琉球八社の1社。
創建は不詳。当地、波の上の崖端(花城:はなぐすく)は、はるか昔より、海神の国(ニライカナイ)の神々に祈りを捧げる聖地の一つとされてきた。1368年薩摩・坊津の一乗院より来琉した頼重法印が当宮の別当寺として護国寺を建て、琉球国王の祈願所とした。1522年倭僧・日秀上人が当宮を再興、1605年に倭僧・袋中上人が『琉球神道記』において当社を「当国第一の神社」と記した。琉球王国において琉球八社(官社)の制が設けられると、当社をその第一位とした。明治時代に入ると、琉球王国は廃され沖縄県が置かれ1890年に近代社格制度のもと官幣小社に列格した。1945年の米軍による沖縄戦で社殿を焼失するも、1952年にハワイで募金を集め、翌年本殿と社務所を復興した。1972年本土復帰を迎え、沖縄復帰奉告祭を催行、皇室より幣帛料を賜った。
当宮は、ゆいレール(沖縄都市モノレール)・旭橋駅の北北西1kmの海際の崖上にある。当宮までの道のりは平たんで、まばらに店舗がある商店街。当宮の西側は自動車学校、東側は旭ケ丘公園、北側は那覇市内唯一のビーチである<波の上ビーチ>がある。当宮入口で北向きに立つと、直進すると当宮、右に進むと元神宮寺の護国寺になる。入口から坂を上がって社殿までは100mほどで、奥半分ぐらいが社殿周り。広さとしては一の宮としては広くはないし、境内社も少なく、すべて見て廻っても時間はさほどかからない。境内の亜熱帯らしい草木や、本場の獅子・シーサーが、本土神社とは全然違う雰囲気を醸し出しているところが新鮮。
今回は、琉球国新一の宮、琉球八社の1社であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中で、朝から割と多くの参拝者が訪れていた。
境内南端入口の<一の鳥居>と<社号標>。
鳥居をくぐると、参道は緩やかに登り始める(右側は駐車場への車道)。
前方に<二の鳥居>が見えてくる(手前は駐車エリアにも使う)。
一段高いところにある<二の鳥居>をくぐる。
亜熱帯の樹木の間を参道がわずかに曲がりながら抜けている。
参道左側の<手水舎>。沖縄っぽい。(o^―^o)
<拝殿>全景。1993年の再建。赤瓦に白い漆喰の沖縄仕様。
拝殿前左側の<吽形狛犬>。シーサーのように赤土を焼いているのかな。
拝殿前右側の<阿形狛犬>。眼鼻口が大きくて愛嬌がある。(o^―^o)
<拝殿>正面。屋根の高さはさほど高くない。
「波上宮」の扁額の両側には、琉球国王以来祈念してきた「国家鎮護」と「萬民泰平」の文字。
<拝殿>内部。整然としていてきれい。空が抜けているので明るい。
拝殿内上部で見つけた、美しい<由緒書>。金縁の額にに極彩色の十二支をあしらっている。
拝殿の右側から<本殿>を探しに行く。左手の建物がすでに<本殿>なのかな。
社殿後方。樹木の向こう側は断崖絶壁になっている。
<拝殿>内部を横から。写真右側に見える棚の<甕>は泡盛の奉納酒かな。(o^―^o)
<拝殿>前部を横から。
拝殿に向かって右手にある<社務所>。
社務所の<授与所>。御朱印はこちら。
拝殿に向かって左手にある<別神社の仮殿>。境内社ではないみたい。
左側は<世持神社>の仮宮。旧社格は郷社。神社本庁包括神社(沖縄県)。
沖縄を救い繁栄をもたらした三恩人を沖縄救祖と仰ぎ、昭和戦前1937年に創祀。
沖縄を救い繁栄をもたらした三恩人を沖縄救祖と仰ぎ、昭和戦前1937年に創祀。
右側は<浮島神社>の仮宮。旧社格は県社。神社本庁包括神社(沖縄県)。
琉球王国・尚金福王時代に国相懐機が長虹堤築堤にあたり天照大神を奉じて創祀。
琉球王国・尚金福王時代に国相懐機が長虹堤築堤にあたり天照大神を奉じて創祀。
浮島神社の右手、本社社殿の左側。特に何もないみたい。
世持神社の左側にある<明治天皇銅像>。
明治天皇像の左側にある<昭和天皇のおことば>。
ここで二の鳥居から出て、境内東側を歩いてみる。
こちらは裏から見た<社務所>の建物。
広場の北側は、那覇市内唯一のビーチである<波の上ビーチ>。
当社はこんな感じで海に突き出ているんですね~♪ (o^―^o)
当社はこんな感じで海に突き出ているんですね~♪ (o^―^o)
駐車場の脇にある<沖縄医生教習所記念碑>。昭和戦前の1928年建立。明治時代1885年に教習所がここで発祥したとある。
参道の坂道の脇にある<折口信夫の歌碑>。折口信夫は大正から昭和戦後にかけて活躍した民俗学者・歌人。柳田國男の高弟。
境内入口。鳥居がある左側が当宮で、右側は当宮の元神宮寺の<護国寺>の建物。
境内入口と、道を挟んで反対側にある<神宮會館>。Bridal Palaceと書いてある。
当宮は、本土の神社とはいろんな要素が違うのでかなり新鮮だったが、その中でも一番印象に残ったのは赤土の<狛犬>かな~♪
(^▽^)/
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沖縄県の寺社仏閣巡りのスタートにあたり、琉球國一之宮である当社の御朱印帳を購入。
沖縄っぽいビビッドな色使い。裏面には崖上に建つ社殿が描かれている。
すてき
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惣一郎1269投稿
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