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額安寺ではいただけません
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額安寺のお参りの記録(1回目)
奈良県平端駅

投稿日:2022年09月11日(日)
参拝:2022年8月吉日
奈良県寺巡りの5寺目は、4寺目と同じく大和郡山市に在る熊凝山 額安寺です。「がくあんじ」と読まずに「かくあんじ」と読みます。今回の寺巡りの最後となります。
単立で、本尊は十一面観音。
基本拝観予約は不要ですが、念のために一度Telしたら、出来れば予約して欲しいとの事で、数回予約しよう試みましたが、縁がないのか都合が合わずで、今回やっとタイミングが合いました。
尚、所蔵していた重文の虚空蔵菩薩半跏像は奈良国博に寄託しておりましたが、最終的には文化庁(国)に売却されたためこちらで拝観はできません。(下世話な話ですが、売却額は約5.4億。)私はまだ拝観していないので残念ですが仕方ありませんね。

621年に聖徳太子が学問道場として創建、「熊凝の精舎」と名付け、これが山号(熊凝山)の由来。東西327m、南北218mの広大な寺域であったが平安時代には衰退。更に、戦国時代になり兵火に遭い、寺領を没収され、豊臣秀頼により五重塔が四天王寺へ遷された。廃寺寸前であった1975年に時の住職が復興に尽力なさり現在に至ります。

山門前に5台位駐車出来ます。拝観受付は左側へ回り込むとあり、拝観料(100円)をお支払し、御朱印帳をお渡しして御朱印をお願いして境内へ。右手前方に収蔵庫が2棟ありますが、現在中には納められていないとの事でした。
左側に本堂。真ん中の開扉された厨子に極彩色に彩られた十一面観音立像、室町時代の作。厨子の扉に描かれた仏画も綺麗です。左側に吉祥天と天部像。左側の脇壇には阿弥陀如来、愛染明王。右側には梵天と天部像。右側の脇壇には不動明王が祀られていました。文化財に指定された仏像はありませんが、いずれの仏像もなかなかいいと思います。
拝観受付でお願いしてあった御朱印帳を受け取り、帰路に着きました。


額安寺の御朱印
御朱印
額安寺の山門
モダンな山門(ここからは入れません)
額安寺の山門
拝観入口
額安寺(奈良県)
手水
額安寺の本殿
本堂
額安寺の仏像
本尊・十一面観音立像
(ネットから転載)
額安寺(奈良県)
額安寺の仏像
吉祥天
額安寺(奈良県)
額安寺の仏像
梵天
額安寺(奈良県)
額安寺(奈良県)
不動明王
額安寺(奈良県)
愛染明王

すてき

御朱印

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