浄土宗
浄慶寺のお参りの記録一覧
奈良県の寺院巡りの5寺目は、3寺目の大和郡山市に戻り、洞泉寺町に在る金照山 無量光院 浄慶寺です。洞泉寺町?うん?聞いた覚えが。そうなんです。昨年参拝した洞泉寺、源九郎稲荷神社と目と鼻の先なんです。(こういう事が多々あります。)
こちらで今回の奈良県の寺院巡りの最後となります。
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
この阿弥陀如来坐像は重文です。
大和郡山市の文化財リスト(最終更新日は不明)ではこちらの寺院は拝観不可となっておりましたが、2年位前から檀家さんだけではなく檀家さん以外の方にも観て頂こうと門戸を広げられたそうで、今回ご縁があり拝観させて頂きました。事前予約にて調整出来れば拝観可能です。
鎌倉時代の1280年頃に現在の奈良市西ノ京の辺りに湛空上人が創建。後に1度焼失するも1580年頃に増田長盛(後に郡山城主)が郡山の中町に再建。その後の1637年に現在地の洞泉寺町に移転し、現在に至るとの事です。
浄慶寺さんの東側の南北の通りに駐車場がありますので、停めさせて頂きました。約束時刻まで約1時間あったので、町屋物語館に行きました。(浄慶寺さんにはその旨連絡済み。)町屋物語館は大正12年から昭和33年まで営業していた遊郭の建物です。17軒営業されていましたが現存する建物は4軒、その中で保存状態が一番良い建物を市が買い上げ、建物内を観ることができるようになっています。(有形文化財)説明員の方にご説明頂きました。(無料なのが有難い)
約束の時刻になりましたので隣の浄慶寺さんに行きました。玄関の呼び鈴を押し、拝観予約した者と伝え、玄関から本堂に案内頂きました。
須弥壇に本尊・阿弥陀如来坐像。この阿弥陀如来坐像は、高さ約105cm、一木造り、平安時代中期の作、肉髻が高く盛り上がり、衣は両方の肩に掛かる。耳たぶと手の指の間(縵網相)には網目模様が施されている。耳たぶの網目模様は大和高田市の弥勒寺の弥勒如来と同じで、なかなかお目にかからない。
伝えによれば、この阿弥陀如来は1820年頃に當麻寺本堂(曼陀羅堂)から遷されたとの事です。
左側の脇間には古そうな聖観音立像、右側の脇間には阿弥陀如来坐像と珍しい立ち方の地蔵菩薩立像が安置してありました。
最後に御朱印をお願いし、拝観料(500円)と併せてお納めしてから、帰路に着きました。
御朱印
山門
本堂
本尊・阿弥陀如来坐像(重文)
(ネットから転載)
浄慶寺阿弥陀如来の耳たぶ
弥勒寺弥勒如来の耳たぶ
地蔵菩薩
町屋物語館から見た浄慶寺の鬼瓦
オマケ:隣の町屋物語館
猪目
中庭
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