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2025年04月29日(火) 01時30分 bysoo_cyan

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宗派
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法相宗
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法相宗大本山興福寺境内御堂
郵便番号
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630-8213
ご由緒
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西国三十三所観音霊場の第九番札所です。
 弘仁4年(813)に藤原冬嗣(ふゆつぐ)が父内麻呂(うちまろ)の冥福を願って建てた八角円堂。創建以来4度目の建物で、寛政元年(1789)頃に再建。
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南円堂は「西国三十三所」の第九番札所として人々の参拝が多い御堂です。この堂は弘仁4年(813)藤原冬嗣(ふゆつぐ)が父の内麻呂(うちまろ)追善のために建立しました。基壇築造の際には地神を鎮めるために、和同開珎や隆平永宝を撒きながら築き上げたことが発掘調査で明らかにされました。また鎮壇には弘法大師空海が大きく関わったことが伝えられています。当時の興福寺は藤原氏の氏寺でしたが、藤原氏の中でも摂関家となる北家の力が強くなり、北家の内麻呂・冬嗣親子ゆかりの南円堂は興福寺の中でも特殊な位置を占めました。本尊である不空羂索観音菩薩(ふくうけんさくかんのんぼさつ)が身にまとう鹿皮(ろくひ)は、神に仕える鹿への信仰、つまり氏神である春日社との関係により、藤原氏の強い信仰を集めました。現在の建物は創建以来4度目のもので、寛保元年(1741)に立柱、寛政元年(1789)に再建されました。再建には古代・中世の北円堂などの円堂を参考にしたと考えられていますが、正面(東)には間口1間・奥行2間の「拝所」があり、唐破風(からはふ)が付いているなど、江戸時代の細部様式もよく表しています。
 現在の内陣には本尊の不空羂索観音菩薩坐像を中心に、四天王立像、法相六祖坐像が安置され、これらは全て慶派仏師の康慶(こうけい)一門による制作とされています。
ご祭神/ご本尊
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御本尊は不空羂索観音菩薩像、法相六祖坐像、四天王像(以上いずれも国宝)
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不空羂索観音菩薩
創立
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813年(弘仁4年)
創始者/開山・開基
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藤原冬嗣
行事
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10月17日 大般若経転読会(特別開扉)
文化財
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国宝
・不空羂索観音菩薩像
・木造四天王立像
・木造法相六祖像
重要文化財
・南円堂建物