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鎮西大社諏訪神社ではいただけません
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ちんぜいたいしゃすわじんじゃ

鎮西大社諏訪神社のお参りの記録(1回目)
長崎県諏訪神社前駅

投稿日:2023年05月05日(金)
参拝:2023年2月吉日

【肥前國 古社巡り】

諏訪神社(すわ~)は、長崎県長崎市上西山町にある神社。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は建御名方神、八坂刀売神。通称は「鎮西大社(ちんぜいたいしゃ)」、「お諏訪さん」。亀山八幡宮(佐世保市)、昊天宮(大村市)とともに「長崎三社」の1社と称されるとともに、同じ長崎市内の伊勢宮、松森天満宮と合わせて「長崎三社」ともされている(さらに水神神社と中川八幡宮を合わせて「長崎五社」ともいう)。また当社例祭で10月7日から9日まで開催される「長崎くんち」でも知られる。

社伝によると、戦国時代の弘治年間(1555年~1558年)に長崎で祀られていた諏訪神社、森崎神社、住吉神社の3社が起源。創建には諸説あり、長崎織部亮為英が京都の諏訪神社の分霊を現在の風頭山の麓に奉祀したのが始まりという説と、東松浦郡浜玉町の諏訪神社を勧請したという説がある。のちの戦国時代には当地はキリスト教徒の支配地となり、当社を含めすべての社寺が破壊された。
江戸時代に入り1625年に長崎奉行・長谷川権六や長崎代官・末次平蔵の支援により松浦一族で唐津の修験者であった初代宮司・青木賢清が円山(現在の松森天満宮の鎮座地)に三社を再興し、長崎の産土神とした。1641年に江戸幕府から現在の社地を寄進され、1651年に遷座した。江戸時代末期の1857年には火災により社殿を焼失したが、孝明天皇の勅諚により1868年に再興した。近代社格制度のもと、大正時代に国幣中社に昇格した。なお、「長崎くんち」の奉納は、1634年に丸山町、寄合町の両町が踊りを奉納したのが始まり。

当社は、長崎電気軌道・諏訪神社駅の北西200mの小丘の上にある。麓の入口から社殿までは、緩やかな石段の参道が200mほど続く。境内を下から見上げると、まるで宮殿のような立派さで、大きな社殿は横幅もあるが、山の傾斜に沿って奥行きもある豪華なもの。社殿周りは非常に整備されているが、奥に進めば境内社もたくさんあり、じっくり見て廻ってもなかなか見応えがある。なお、境内南西側には長崎県神社庁がある。

今回は、旧国幣中社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後、やはり長崎を代表する神社だけあって、自分以外に多くの参拝者が訪れていた。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
国道34号線の馬町交差点から北方に少し入ったところにある、参道入口の<一の鳥居>。
ここからなだらかに登る参道が200m続く。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
この参道にはたくさんの鳥居が建っていて、信仰の篤さとその歴史を感じる。
こちらは数十m登ったところにある<五の鳥居>。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
五の鳥居の手前左側にある<大狛犬>。力強くて大きく立派。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
五の鳥居の手前右側にある<大狛犬>。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
五の鳥居をくぐって、しばらく進んだ参道右側にある<祓戸神社>。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
参道を登り切ったところに広場があって、そこから見た境内全景。<大門>まで真っ直ぐの階段が伸びる。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
階段途中から<大門>全景。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
神門をくぐったところからの眺め。大きく立派な社殿がどーんと構えている。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
左斜め前方を見ると大きな<社務所>がある。御朱印はこちら。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
拝殿に向かって左前方にある<神馬>。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
大門をくぐったところから左方向を見ると<休憩所>がある。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
大門下から振り返った景色。長崎らしい、遠くには小山が見えて、箱庭(ジオラマ)のような眺望。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
大門をくぐったところの、すぐ右手にある<手水舎>。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
大門をくぐったところから右方向を見ると<御輿庫>がある。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
御輿庫内部の<神輿>。「長崎くんち」で繰り出されるものなのかな。(o^―^o)
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
御輿庫前から<社殿>を望む。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
社殿への階段下、左側にある<狛犬>。線が太くて力強い。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
社殿への階段下、右側にある<狛犬>。逞しい胸板と前足。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
社殿への階段下、右側の狛犬の近くにある<さざれ石>。
鎮西大社諏訪神社の本殿
階段を登って<拝殿>全景。正面上部の扁額には「諏訪大社」とある。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
社殿の右手を少し登ったところにある<斎館・諏訪荘>。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
斎館諏訪荘の前にある<祖霊社>。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
祖霊社の近くにある<廣足(ひろたり)神社>。詩歌の神。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
幣殿の脇にある、階段前に立つ<玉園稲荷神社>への鳥居。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
階段を登り切ったところから<本殿>全景。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
階段を登り切った突き当りにある<蛭子(ひるこ)社>。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
階段を登り切ったところの右手に立っている<玉園稲荷神社>の鳥居。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
玉園稲荷神社の参道の左側にある<厳島神社>。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
玉園稲荷神社の参道の左側にある<八坂神社>。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
玉園稲荷神社の参道の突き当りにある<大木>。参道を完全にふさいでいる。(^_^;)
鎮西大社諏訪神社の末社
大木の裏にある<玉園稲荷神社>の社殿。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
拝殿前に戻って、拝殿左側奥に進むと<止め事成就狛犬>がある。
コヨリを狛犬の足に巻いて祈願すると、家出の足止め、借金止め、受験のすべり止め、禁酒禁煙などにご利益があるとのこと。
鎮西大社諏訪神社(長崎県)
最後に、<拝殿>全景。長崎の総氏神として400年もの間、人々を見守り続けている大社。(^▽^)/

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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