長崎市原子爆弾無縁死没者追悼祈念堂のお参りの記録(1回目)
長崎県大橋駅

長崎市の平和公園傍にある慰霊施設。
昭和20年8月9日午前11時2分、広島に続いてアメリカ軍の原子爆弾投下による人類史上2度目となる核攻撃が長崎で行われ7万人以上の尊い命が犠牲となりました。
この祈念堂では身元不明で無縁仏となっている原爆犠牲者の遺骨を安置されています。また御遺族のの元へ帰れるように名簿が貼られています。
8962柱のうち氏名が判明しているのは120柱。観音像を本尊とし日本を訪問し長崎に来たインドのジャワハルラール・ネルー首相から贈呈された仏舎利が祀られています。ただし安置されている方々が生前信仰していた宗教あるいは来所者が信仰する宗教との整合性の面を考慮し無宗教という形をとっています。祈念堂には全国から寄贈された仏像が並び千羽鶴と沢山の御水が御供えされていました。長崎への原爆投下が人類史最後の核攻撃となり2度目と核兵器による攻撃が行われない事と核兵器と戦争が世界から無くなりますよう手を合わせてきました。