天台宗金峰山
法住寺のお参りの記録一覧
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鹿教湯温泉から上田に入った国道254号線に重要文化財の看板と仁王門があり、気になって奥まで入って行くと、古刹、法住寺虚空蔵堂がありました。仁王門からの参道は、民家前の道路になっていました。
静かに佇んでいる境内を独り占めして歴史を感じてきました。
本堂横の寺務所前に書き置きの御朱印が置いてあったので300円を箱に入れて頂いてきました。
法住寺は天台宗の寺で棟札には貞観年間、慈覚大師円仁によって創建されたとある。その後、室町時代の文安年間(1444〜1449年)に兵火により焼失、文明十八年(1486年)に再建とあり、この堂はその際の建立であり様式も一致している。
本尊の虚空蔵菩薩は、虚空蔵求聞持法という修行の本尊である。この修行は強大な記憶力を獲得することを目的とする行法で、山林修行の一環として行われていた。
堂は基壇を設けず、雨落を廻し自然石の礎石の上に建てられている。桁行三間梁間四間の入母屋造で、こけら茸で周囲に切目線を廻し、前に一間の向拝を設けている。
堂は全体として和様を基調とし、細部には唐様も用いられている。唐様の斗供は太割が大きく荘重であり、屋根の妻が深く入っているので輪郭が奇抜である。
堂内の厨子も同時代の作であり、棟札とともに重要文化財となっている。また、近年の調査では、本尊の木造虚空蔵菩薩坐像も同時期の作と推定されている。
法住寺の裏山、独鈷山は岩塊が屹立したような峻険な山です。その形状は神聖さや霊的なものを感じるほどに独特のものです。山の北側は「信州の鎌倉」と呼ばれる塩田平で、山麓にはいくつもの寺院や神社があります。
つまり、山の南北に古代から霊場寺院が開かれていたのです。平安時代の9世紀には、この山は天台宗と真言宗がともに修験の場とする霊場だったということではないでしょうか。
虚空蔵菩薩 とは
私たちは自然から一切のものをいただき生きています。自然、大きくいえば宇宙ですが、仏教ではこの宇宙を「空〔くう〕」といい、その内部空間を「虚空」といっています。この虚空は、私たちにとって宝庫です。このカギをしっかりにぎっている仏を虚空蔵菩薩といっています。広大な福徳・知慧をもっている仏様です。
仁王門
虚空蔵堂内
境内社
虚空蔵堂からの境内
法住寺薬医門
法住寺
法住さん庭園
本堂
庭にテッセン
長野県のおすすめ2選🎌
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