ほこじんじゃ
神武天皇御東征の時、台風の危難にあい添利山(祖母山)を望み祈念されたところたちまち波はおさまったという。 神武天皇の祖母はこの霊峰の祭神豊玉姫命であり3000年来祖母山の頂上に鎮座されていた。往昔、祖母嶽大明神の下宮八社の一つとして県境鉢峠に勧請したのが神社の起源といわれる。享保二十一年社伝再建の棟札がある。以来、風(台風)除の守護神とし、又、日子穂穂出見命は、野山の幸を司る神であり五穀豊穣を願いて遠近の信者も多かった。しかし参道険難であったため老幼の人々の登山が困難となり、明治五年6月現在地に遷座。
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